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夢幻水滸伝
第百六十七話 正攻法その十
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「敵のな」
「整備とか補給のやな」
「それを徹底的に叩く」
「それでやな」
「さっき話した通りにな」
「敵の継戦能力を奪ってくな」
「そうしたらな」
「敵は弱ってくな」
「徐々にでもな」
 そうなるというのだ。
「そやからな」
「そっちを攻撃してくな」
「まずはな、それに敵軍への攻撃は」
 ここで芥川は上空を見た、すると。
 八岐大蛇に乗る綾乃がいた、綾乃は空高くからだった。
 連合軍全体、空船も海上の艦隊も攻撃していた、綾乃のかなりの威力の攻撃の術に大蛇の八つの頭からの術とブレスがだった。
 敵軍を攻撃していた、芥川はその綾乃を見て言った。
「綾乃ちゃんがかなりしてくれる」
「相変わらず凄い攻撃力やな」
「もう敵軍全体への攻撃はな」
 まさにというのだ。
「あの娘がな」
「一番やな」
「もっと言えば八岐大蛇がな」
「凄まじいな」
「八つの頭で大暴れするんや」
 それだけにというのだ。
「破壊力があって当然や」
「龍が八匹おる様なもんやな」
「それも普通のドラゴンも何倍も巨大な、な」
「強い筈やな」
「その大蛇の攻撃でな」
 まさにそれでというのだ。
「敵軍を攻撃してくれてる」
「それでやな」
「そや」
 まさにというのだ。
「敵軍はな」
「棟梁さんがかなりダメージを与えてくれるな」
「ああ、それで僕等はその間にや」
「敵の後方の基地を叩いていくな」
「そうして継戦能力を奪って」 
 敵のそれをというのだ。
「そしてな」
「その後でやな」
「今度は回復出来る敵の将兵を攻撃していく」
 次はそちらをというのだ。
「それで尚更や」
「戦が出来ん様にしてくな」
「徐々にでもな、そうしてくとな」
 さらにというのだ。
「敵は補給も整備も回復も出来ん様になってや」
「傷付くとやな」
「余計に弱まってくからな」
「ええな」
「そや、それでや」
「その様に戦ってくな」
「そうするで」
 こう言ってだ、芥川は。
 軍勢だけでなく自分自身も敵軍の後方基地の方に向かいそちらに打撃を与えに言った、その途中連合軍が来たが。
 芥川はその彼等に大通連を使い切り捨てて言った。
「悪いがどいてもらうで」
「つ、強いなやっぱり」
「流石は神星の人や」
「自分等も戦の後は僕等の軍勢に入ってくれるが」
 それでもとだ、芥川は強い表情で倒れた彼等に話した。
「今は敵、倒させてもらったぜ」
「明日の味方は今日の敵や」
「そういうことや」
 狐にはこう返した。
「ほんまは昨日の敵は今日の友やったが」
「それでもやな」
「実際今はそやな」
「今のあの連中は敵やからな」
「倒すしかないわ」
「それで切ったんやな」
「切ったが復活出来る」
 復活の術等で
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