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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
駄・妹・継・接
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端末を取り出し、魔力探知のアプリを起動して確認してみる。
やっぱりそうだ。
「あいつ…魔力で身体にブーストかけてんのか…!」
陸の身体からは微弱ではあるが魔力が探知された。
しかしその魔力を攻撃時に拳に放出。
爆発エネルギーにも似たそれは彼の攻撃力をより強力なものにしていたのだ。
「ちなみに多少ブーストはかかってるけどあそこまで動けるのは日々の鍛錬のおかげよ?」
あぁ聞いたよ。確かケイロー先生から稽古つけてもらってるんだったね。。
「あれだけキツい訓練受けて…あれだけ動けるのに…どうして1kgも痩せないのかしらね…。」
遠い目をしながら自らのマスターの勇姿を見守る(?)ステンノ。
でもすげーよな。動けるどころか動けて戦えるデブだぜ?
そんじょそこらのデブとはワケがちげーよ。
「リク!」
さて、視点を戦いの場に戻そう。
武器を持った財団職員達に立ち回り、一度背中合わせになったマスター2人
「気付いたか…?」
「とっくに。」
互いに振り向いて目を合わせ、何やら違和感について話している様子。
「…いくらなんでも弱すぎる。」
「ぶっちゃけただの案山子だ。逆にこんなトーシロばっかりよく集められたなって思う。」
陸と暮馬が気付いた違和感。
それは財団職員があまりにも弱すぎるということだ。
「なんだったら前回の襲撃の方が強かった。けどこいつら…まるで手応えがない。」
確かに。
さっきから俺も観察はしていたがこの財団職員達、まるで統率がとれていないのだ。
そして慣れていないのか、ぎこちない銃の持ち方のやつもいたしなんなら安全装置が外れていないルーキーだっていた。
普段ならあんな初歩的なミスしないのにな、あいつら。
しかし、
「まだ…こいつが残ってた!」
「けど関係ねぇ!リク!キバっていくぜ!!」
暮馬が剣をかまえなおし、陸は拳を握る。
立ちはだかるのは英霊兵。
三笠防衛戦でも投入された財団の新兵器だ。
硬い装甲、ジェットパックによる見た目に似合わない敏捷性。
苦戦は間違いない、そう思われたが。
「ふんっ!!」
「あ」
そんなことはなかった。
英霊兵の前に躍り出たのは巴御前。
何をするのかと思えば英霊兵の頭部をつかみ、そのままもぎ取ったのだ。
頭部を失った英霊兵は首からショートして火花を散らし、倒れるようにして実にあっけなく機能を停止した。
「頭を殺れば大抵のものは殺せます。それはぞんびでもろぼっとでも一緒です!」
「「アッハイ」」
そして次に狙うのならやはり関節ですね、と巴御前がレクチャーしつつ、残りの英霊兵もいとも容易く狩られた。
「ステンノ様、終わりました。」
倒れ、呻く財団職員達をその
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