TURN47 東洋艦隊全滅その一
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巨大ロボットを見たくないのか?」
「どうせ出て来て一撃で倒されるでしょ」
クリオネは直感的にこう考えた。
「そうでしょ」
「むう、そう言うか」
「けれど事実でしょ」
「そんなことはない。俺のロボットは無敵だ」
「無敵でも何でも艦隊は正規の戦力よ」
ゴローンのそれとは違ってだというのだ。
「考えて開発、研究されてるから」
「俺のロボットに勝てるというのか?」
「その通りよ」
まさにそうだというのだ。
「どう考えてもね」
「全く。言ってくれるな」
「これでも軍隊も率いていたから」
東インド会社社長として東インド会社軍を率いていたことは伊達ではない。クリオネは一応そうしたことにも秀でているのだ。
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