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ドリトル先生と牛女
第九幕その二
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「身体にもよくないよ、だからあの雑誌は批判もよく受けているよ」
「当然だね」
「何か読んだら危ない雑誌ね」
「おかしな人が愛読する様な」
「そんな雑誌だね」
「僕がよく言っているおかしな料理漫画の原作者も連載していたし」
 そうしたこともあってというのです。
「本当にね」
「この雑誌こそ読んではいけない」
「そうだね」
「そうした雑誌なのね」
「うん、何でも鵜呑みにしたら危険だけれど」
 それでもというのです。
「こうした雑誌は特にだよ」
「何でそんな雑誌があるのかな」
「世の中訳がわからないこともあるね」
「変な雑誌もあるね」
「本当にね」
「僕も思うよ」
 先生はどうかという口調で言いました、そして。
 学園の中を歩いていてでした、また言いました。
「そういえば牛女さんは運動は」
「ンまにかね」
「あまりしていないね」
「そんな感じがするわね」
「どうも」
「戦争中はずっと有力者のお家の中に匿われていてね」 
 そうしてというのです。
「ずっとお部屋の中から出なかったみたいだし」
「それじゃあね」
「やっぱり運動してないね」
「そうだよね」
「あの人は」
「今もね、いや今思い出したけれど」
 こうも言った先生でした。
「あの人暴れ回るとかいうお話があったよ」
「そうだったんだ」
「あの人にそんなお話があるんだ」
「物凄く穏やかで上品な人だけれど」
「そんなお話もあるんだ」
「うん、大きなトラックに襲い掛かって体当たりするとかね」
 そうしたというのです。
「そうしたう話もあるんだ」
「そうだったの」
「何か凄いお話だね」
「トラックに襲い掛かるとか」
「物凄いね」
「そんなお話があってね」
 それでというのです。
「今は運動はしてるかな」
「そうなんだ」
「じゃあ運動の分は健康なんだ」
「そうなのね」
「そうじゃないかな」
 こうしたお話をしていると、です。
 先生はお散歩から研究室に帰ってそうしてから今度は論文を書いていると動物の皆はティータイムの用意をしつつ先生に言いました。
「いや、健康の為には色々しないとね」
「清潔にしてね」
「運動もしてね」
「そして身体にいいものも食べることね」
「そうだよ、そしてね」 
 それにとです、先生は言いました。
「睡眠もね」
「そうそう、よく寝ることもね」
「そのことも大事だね」
「僕達もよく寝ているし」
「そのことも大事だね」
「今は睡眠についての論文を書いているけれど」
 それでもというのです。
「本当に生きものはよく寝た方が健康でよく動けるよ」
「そしてよく休める」
「そうよね」
「よく寝たらよく動けて」
「そしてよく学ぶことも出来るね」
「その方が長生きも出来
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