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ドリトル先生と牛女
第九幕その一

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               第九幕  明治からのこと
 先生はこの時大学の中をお散歩して運動と気分転換に励んでいました、この時も動物の皆も一緒ですが。
 皆一緒に歩く先生に口々に言いました。
「先生よく歩く様になったね」
「普通に一日一万歩は歩いてるわね」
「こうして学園の中を歩いたりして」
「そうなったね」
「そうだね、本当によく歩く様になったよ」
 先生自身もこう言います。
「日本に来てからね」
「そうよね」
「お陰でかなり健康になったよ」
「毎日歩いて」
「そうしていって」
「健康にいいものをよく食べる様になって」
 そしてというのです。
「歩く様にもなってね」
「もう健康そのもの」
「そうなったね」
「じゃあこのままね」
「ずっと歩いていくわね」
「毎日ね。そして歩きながらね」
 そうしつつというのです。
「学園の中の動物園や植物園にね」
「博物館や図書館も行って」
「美術館や鉄道図書館にもそうして」
「それで学問もしていくね」
「そうするのよね」
「そうしていっているよ」
 実際にというのです。
「毎日ね」
「歩いて身体にいいものを食べて学問もする」
「毎日充実してるわね」
「それじゃあ健康になるのも当然ね」
「先生の場合は」
「そうだね、そしてお風呂にも入って」
 そうもしてというのです。
「毎日服は洗濯して歯も磨いて」
「余計にだよね」
「健康になってるね」
「そうなってるわね」
「そうしているよ、そしてね」
 それでというのです。
「余計に健康だよ」
「清潔にもしてるとね」
「確かに余計にいいわね」
「身体も奇麗にすると」
「それじゃあね」
「うん、そしてね」 
 それでというのです。
「尚更健康だよ、しかし歯磨きはね」
 こちらはといいますと。
「日本にもおかしなことを言う人がいたからね」
「あれだよね、歯磨き粉を使わないで磨こうっていう人」
「時間をかけて磨けばいいとかね」
「あの買ってはいけないの雑誌で言ってたのよね」
「そうだったね」
「あの雑誌は本当に非科学的で」
 そうした主張が多くてというのです。
「そしてね」
「それでだよね」
「もう文明事態に否定的で」
「鵜呑みにしたらいけない」
「そうよね」
「うん、あの雑誌の主張はどれも鵜呑みにしたらね」
 それこそというのです。
「とんでもないことになるよ」
「というかしっかりと歯を磨かないと」
「歯磨き粉も使ってね」
「お口の中も結構汚くなるから」
「しっかり磨かないとね」
「そうしないとね」
 それこそというのです。
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