第97話『予選B』
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りやすくなったのだが、代わりに集団の風避けが無くなってしまった。地味に手痛い。
「さて、ここからどうなるか……」
果たして、分かれ道によって何かが異なるのか。そして異なるならば何が異なるのか。ギミックの内容? それとも距離?
……正直どちらもありえそうだが、しかしコースは全長15kmと決まっていた。よって、後者の可能性は低い。
「なら、違うのはギミックの内容、か」
晴登はそう結論付け、先を急ぐ。この際ゾンビだろうが手だろうが、出るなら出てこい。全て蹴散らしてやる。
そう晴登が意気込んだのも束の間だった。
「……は?」
分かれ道の先、森を抜けた晴登の前に立ちはだかったのは、見上げるほどに高々と聳える断崖だった。
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