第五百八十七話 開演してその七
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「その上にズボンもだね」
「半ズボンでもね」
「穿くんだね」
「そうなのよ」
実際にというのだ。
「そうしているのよ」
「そうだね」
「けれどこれが提灯ブルマだと」
かつてのエウロパの様にというのだ。
「アウトだから」
「あれは駄目なんだね」
「だからズボンがいいのよ」
こちらがというのだ。
「スカートとかね」
「その下にってなると」
「駄目なのよ」
これがというのだ。
「やっぱりね」
「そうなんだね」
「ましてやコッドケースは」
「問題外だね」
「連合でそんな恰好だと」
それこそとだ、蝉玉は言い切った。
「セクハラでしょ」
「服装自体が」
「そう、だからね」
それでというのだ。
「絶対によ」
「着ていられないね」
スターリングも頷いた。
「言われてみれば」
「そうでしょ」
「流石にね」
「あとね」
「あと?」
「体操服のブルマも」
これもというのだ。
「二十世紀になった」
「バレーボールに着ていた」
「日本の体育の時間でもね」
「着ていたね」
「あれも着ろとか言ったら」
女の子にというのだ。
「ちょっとね」
「ないのね」
「そう、ないから」
「セクハラになるね」
「絶対にね」
「そうだね、あれは」
「下着と同じだから」
それ故にというのだ。
「もうね」
「セクハラだね、着る様に言ったら」
「教師絵したら」
それこそというのだ。
「もうね」
「というか日本人としては」
菅はブルマが日本の体育の授業のことから話した。
「何であんな体操服があったか」
「不思議なのね」
「うん、今は半ズボンとかね」
「ジャージよね」
「スパッツもあるけれど」
こちらは半ズボンを上から穿く、さもないと下着のラインが出てしまうことは先に蝉玉達が話した通りだ。
「そういうのだね」
「それでね」
「それが普通だね」
「同級生とか先生を刺激して」
「セクハラの温床になるね」
「絶対にね」
「けれどね」
それでもというのだ。
「当時の日本ではね」
「普通だったのね」
「しかもね」
菅はさらに話した。
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