第八幕その七
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「それーーで」
「野球に相撲にマーシャルアーツだよ」
「格闘技ーーお好きーーですーーか」
「プロレスもだよ」
こちらもというのです。
「後バレーボールもね」
「そうーーですーーか」
「砲丸投げもやるし」
「色々ーーされますーーね」
「自分でも思うよ」
「野球となると」
オジョは仙人さんだけでなく関羽さんも見て言いました。
「関羽さんもお得意ですね」
「うむ、それがしはキャッチャーがな」
「そのポジションがですか」
「一番入ることが多い」
「打順は」
「四番か五番だよ」
「関羽さん打つタイプですからね」
このことを感じて言います。
「だからですね」
「そうなるね」
「身共は外野手かサードをやることが多いよ」
仙人さんも言います。
「やはり打順は四番か五番だよ」
「そちらですか、仙人さんも」
「時々日本人の街にも行って」
そしてというのです。
「縦縞のユニフォームも着ているよ」
「ああ、あのチームですね」
「あのチームはとても素敵なチームだね」
「虎がモチーフで」
「いや、素敵なチームだよ」
「それがしもあのチームは好きだよ」
関羽さんも笑顔で言います。
「華があってとても素敵なチームだよ」
「そうですね」
「うん、本当にね」
「外の世界でも素敵なチームなんですけれど」
神宝は微妙なお顔になって言いました。
「最近どうも」
「調子悪いよね」
カルロスのお顔はとても悲しそうです。
「あのチームは」
「打線本当に打たないからね」
ジョージも残念そうに言います。
「毎回ね」
「あれだけ打たないって凄いわよ」
ある意味とです、ナターシャも言います。
「特にチャンスでね」
「だから勝てないのよね」
恵梨香はこうまで言いました。
「あのチームは」
「何か外の世界のあのチームは凄いみたいね」
オズマは五人のお話を聞いて言いました。
「どうも」
「よくない意味で凄いです」
「本当に打線が打たなくて」
「いつも負けます」
「折角投手陣が頑張っても」
「全然打ってくれませんから」
「打線が打たないとね」
オズマもこう言います。
「どうにもならないわね」
「相手より沢山の点数を取れば勝てるけれど」
オジョは野球の真実を一言で言いました。
「それが難しいからね」
「それがしが今の日本にいれば」
関羽さんは残念そうに言いました。
「そのチームは助かるだろうか」
「身共でもいいかな」
仙人さんも言います。
「あのチームには親しみを感じるし」
「そうしてくれたらいいんですが」
「関羽さんや仙人さんがいてくれたら」
「あのチームにバッターとしていてくれたら」
「それだけで全く違います」
「主力バッターがいてく
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ