第二十七話
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、Bランクとかではないんですか?」
「それではない、お前専用の特別ランクだ」
「特別ランク?」
俺が知っているような特別ランクは、SSSランクのようなバケモノクラスが、背負っているランクだ。
「ランクFALSE?ファルス?。略してFランクということだな」
「Fランクって、一周回ってきましたね……」
いい落ちが付いたなとそんなことを思ってしまう。
「フフッ たしかにな、何かあるなら評議員会に言うといい」
俺のうまい返しに、彼女は小さくわらう。
「まあ、FALSEってかっこいいですし、気に入りましたよ」
「そうか、それはよかった」
そう言い彼女は、コーヒーを飲んだ。
「あと、もう一つ」
「「なんですか?」」
二人は同時に発する。
「タスクをマイさんの護衛任務についてもらう」
「タスクが私を守るんですか?」
そうマイが聞くと、剣先生はうなずいた。
「そうだ、マイさんはまたどこかの組織に狙われる可能性が高いからな」
「よかった、まだ一緒にいられるね!」
マイが俺の方を見て喜んでいた。
「うん! あのときにあんなこと言ったのに、一緒にいられるのかと思ったけどよかったよ」
君とずっと一緒にいたいと言っていた俺。
ただラッキーだと思った。
「たしかに。あ、そうだタスクも学校行こうよ」
「俺も?」
「うん、いいでしょ先生?」
目を輝かせながら、彼女は聞く。
「まあ希望財閥に護衛任務の傭兵としてだからな。いいだろう上に話しておくよ」
「よかった。これからもよろしくねタスク」
「うん、こちらこそよろしくマイ」
それにて話は終わった。
これからまた彼女と暮らせる。
第1章完
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