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最弱能力者の英雄譚 〜二丁拳銃使いのFランカー〜
第十二話
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程の彼と俺の距離は5メートルちょい。見えない太刀のリーチがおおよそが分かった。
 個人差があるらしく、展開するバリアの個数、バリアの強度、バリアの形、バリアの色彩が人により違うらしい。
 ただしバリアにも重量があるらしく、彼の第2攻撃の速度は明らかに遅い。空中にいたため、避けることができなかったものの、間合いを調節することによって十分に彼の攻撃を避けることができそうだ。

 見えないシールドに、見えないブレード……


 正確な読みと判断が要求されるが――やってやる。









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