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最弱能力者の英雄譚 〜二丁拳銃使いのFランカー〜
第七話
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いでいるような表情を見せる彼女もほんとにかわいい。つまり可愛い。

「できるだけ怪しまれないように帽子もかぶろうか」

「うん」

 適当なキャップを舞に渡し、彼女はかぶるために髪を一箇所に纒めるようだ。
 長い髪を手についていた輪ゴムでポニーテールのように後頭部で締める。
 その女の子の醍醐味ともいえる仕草にマジマジともいかないが、横目でしっかりと見る。
 揺れる髪からはほのかにシャンプーの香りが漂い、女の子の匂いというものに、改めて女の子が側にいるんだなと改めて実感した。
 準備が満タンで「よしこれから行こう」と言おうとした瞬間、ドアが爆風に晒されたように開いた。

「佑にーさん!! おはよー!!」

 暗がりの部屋を、ライトで照らすように大きく開いたそのドアの先に、夕がいた。

「「「ぎゃーーー!!」」」

















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