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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
父を訪ねて数ページ
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震わせ叫ぶ!
「えぇ、そうね。異世界へ行く方法を探さないと…ティミー、貴方はこれから特使としてラインハットへ行きなさい」
「特使…?ラインハットへ?」
「どうせ国王不在は知れ渡るわ!だから正式に世界中へ通達します。こうしておけばグランバニアへ侵略しようとしている国に対しての、対抗措置を取りやすいでしょ」
「しかし…可能な限り秘匿した方が…」
そんなんだから国王代理にしかなれないのよ!
国王不在を隠し通せるわけ無いじゃない…
「オジロンの心配も分かるけど、何時知れ渡るか分からないと動きづらいのよ!バレないようにと制約がつきまとうから!」
「なるほど…」
「で、王妃陛下は私に何をさせたいのですか?」
「まずラインハットに知らせて軍事、政治両面で支援をしてもらいます。ラインハット以外に此処まで期待できる国はありません。それからポピーを連れてきて下さい」
まぁ!ポピーお姉様に会えるのね!
「………ポピーを〜…混乱に拍車がかかりませんか?」
「貴方がルーラを使えればあの娘には頼りません!」
「………なるほど…ルーラ…ですか…」
「ポピーに接触したら、直ぐさまマーサ様をグランバニアにお連れして下さい。異世界への門を開くのにマーサ様のお力が必要になるかもしれません…」
マーサお祖母様を…と言う事は、ゲートを開く能力を当てにするわけね…
上手くいけば、私もあちらの世界へ行けるかも…
目が離せませんわ!可能な限り本の側にいて、ゲートが開いたら吸い込まれたフリをしましょう!私もこれで転生者らしく、ドラクエの世界を満喫出来ます。
「それと!…もう一つ重要な事があります」
「そ、それは?」
「この本の管理です!」
「………何故…それが重要なんですか?」
バカなのこのオッサン!?
あの男を葬れる絶好のチャンスじゃない!
その本を燃やすだけで、あの男はこの世界から消え去るのよ…
直ぐ気付きなさいよ!
「この本が燃やされたらリュカがどうなるのか分からないわ…」
「………なるほど…では、どのように管理しますか?」
「この部屋ごと管理します。私とスノウとピエールで指揮します。配下はモンスターのみで構成します。私達3人の許可が無い限り、オジロン…貴方でもこの部屋への入室は禁止します!よろしいですね!?」
うふふふふ………
もうワクワクが止まりませんね。
今の内から準備をしておかねば…
そうね…以前宝庫物庫で見つけた『エルフのお守り』と『命の石』、それと『賢者の石』を勝手に持ち出しちゃいましょう!
その3つがあれば、私は無事でしょうから…
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