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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第6話B マスターは私が守る! 疾風のガオガモン
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超炎真「大地の拳(プーニョ・デッラ・テラ)!!」

グラウモン「エキゾーストフレイム!!」

クワガーモン達『グワアアアアッ!!』


クワガーモン達と激しい戦闘を繰り広げるのだった。


ガオモン「行きましょう、マスター!」

ギンガ「……ええ!」


ギンガは今の自分がデバイスや魔力が使えないことに、ガオモンはギルモンのように進化できないことに悔しさを感じながら、洞窟へ向かうのだった……
















なのは達のいる洞窟に向かって、ギンガとガオモンは森の中を疾走していた。


ギンガ「はあ、はあ、はあ……! ガオモン、後ろにクワガーモン達は来てる?」

ガオモン「いえ、来てません。炎真とグラウモンがちゃんと足止めしてくれている様です」

ギンガ「そう、流石は炎真君達ね。でも万が一と言うこともあるから、早く皆と合流して炎真の救援に……!」

ガオモン「っ! マスター!!」

ギンガ「え?」


何かに気付いたガオモンがギンガに警告の声を上げたと同時に、何処からか鎌鼬のような真空の刃が飛んで来た。


ギンガ「っ! くっ!」


ギンガが咄嗟にそれを回避すると、真空の刃は近くにあった木を斬り裂き、薙ぎ倒した。


ガオモン「マスター、大丈夫ですか!?」

ギンガ「大丈夫よ。でも、今の攻撃は一体……?」

ガオモン「っ! どうやら奴が攻撃して来た様ですね」

ギンガ「え?」


ギンガはガオモンが指す方向へ視線を向けると……


スナイモン「キイイイイッ!!!」


大鎌のような形をした両腕を持つ緑色のカマキリのような姿をした成熟期の昆虫型デジモンーー『スナイモン』がギンガとガオモンに向かって飛翔する姿が目に映るのだった。


ギンガ「か、カマキリのデジモン!?」

ガオモン「奴はスナイモンです! クワガーモン同様凶暴で強いデジモンです! 奴も私達の持つ食料の匂いに釣られたかと……」

ギンガ「なんてタイミングの悪い時に! 兎に角振り切るわよ、ガオモン!」

ガオモン「イエス、マスター!」


ギンガとガオモンは再び走り出し、迫り来るスナイモンから逃げるが、スナイモンは徐々に2人に迫りつつあった。


ギンガ「くっ、振り切れない!」

ガオモン「マスター、私が足止めします! その間に逃げてください!」

ギンガ「ガオモン!?」


ガオモンはギンガにそう言うと、追跡して来るスナイモンに向かって行く。

スナイモンはガオモンに向けて両腕の大鎌で攻撃するが、ガオモンは俊敏な動きで回避し、スナイモンの懐に転がり込むと……


ガオモン「ローリングアッパー!
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