夏休み編
小笠原での休暇
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のぐらいにして乾杯しようじゃないか、乾杯!」
『乾杯!』
乾杯をした後、俺は雪音と共に各グループがいるところを周回する事に。
「楽しんでるかな?」
「これは零CEO、改めてご招待ありがとうございます」
「今年は一高が九校戦優勝してしまったがな」
「我が息子も頑張りましたが、やはり零CEOには敵いませんよ」
「一条さんは来てないのですね」
「雪音様の事を一目惚れした愚息をここに連れてきてはいませんよ」
一条家現当主の剛毅と話してから十師族の現当主に話していきながらグループ分けをして正解だった。十師族に企業に魔法協会と色々だが、エリカ達は最後にして周る事にする。やがて一高グループへ近付く俺と雪音。
「九校戦優勝おめでとう、とでも言おうかな」
「零CEOから祝辞を言われるとは光栄であります」
「一応な、それより君達が一真のデバイスを使った選手だな」
「は、はい」
「あんまり緊張しなくていいのよエイミィ」
「え?何であたしの名前を知ってるんですか?」
「そりゃ知ってるさ。雪音も挨拶周りが終わったらそのままエリカ達と一緒でいいからな」
エリカ達は疑問符を頭に浮かんでいた、なぜ下の名前で呼んでいるのだろうと。そりゃ中身が織斑一真と深雪だと知っているのは真由美と摩利と十文字先輩のみ。挨拶周りが終わったので、俺らは疲れたのかVIPルームへと向かう。そこにはエリカ達と九校戦で活躍したエイミィとスバル。
「そろそろ教えてくれない?なぜあたし達の名で呼んでるのかを」
「潮時だとは思ったけど、そりゃ一緒にいたのだから当然さ深雪」
「そうですねお父様」
一瞬にして光出したと思えば容姿が先程とは違い、エリカ達が知ってる容姿へとなった。
「え?えええええええええええ!零CEOの正体は一真君だったの!それに雪音様は深雪だったの!」
「俺も驚きだけどこれで納得したわ。一真がCB構成員だと知ってたが」
「エリカちゃん驚きすぎだよぉ・・・・でも私も驚きです。まさか零雪音様が深雪さんだったなんて」
「幻影魔法でも使ってるのかと思ったけど違うみたいだね」
「でもさっき『お父様』って言ってたけど・・・・」
「そりゃ俺と深雪は親子関係だからな、表では兄妹でも裏だと親子として接している」
そこからは正体明かした事でも普通に接してくれてとても有難かった。もし正体を明かした後も様付けで呼ばれるのはな、そして会場へ戻ると真由美達がこちらに来る。色々と話したいが、今後についても俺の正体については秘匿するようお願いをした。
「一真君が凄いって事は知ってたけど」
「あの伝説とまで言われた百年前と姿形が変わらないのも納得したよ、深雪も百年前か
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