夏休み編
小笠原での休暇
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んは現地集合なんだ』
「と言うより我が家は現地集合なのよ、ほのか」
『それは織斑家として?』
「それもあるけど蒼い翼本社にて仕事があるから」
蒼い翼本社にて仕事があると聞いた雫とほのか、疑問を持ちつつも当日は蒼い翼本社前に集合という事になった。
「・・・・という事で盛り上がりましたお父様」
「夜中に盛り上がってたけど、その話が出たのね」
「ま、俺らはいつも通りにやればいいしな」
今年から招待客を追加した者はレオと幹比古とエリカと美月を始めとした魔法科高校からの知人、もちろん招待状を届けてあるので出席・欠席とあるがほとんどは出席している。
「それと真夜から連絡があったから」
「会長さんらにも招待状送ったし、生徒会メンバーにも送った気がする」
「一真様、九校戦メンバーにも招待状を送ったはずです」
「他にも送った気がするが、やっと俺らの正体を明かす事になる事になるな。それに夏休みは学生にとって充実した事だが、俺らにとっては仕事なのだから」
「魔法科高校の夏休みは八月末までで、理科高校や文科高校は八月中旬で夏休みが終わる。何だか百年前みたいね」
深夜に穂波さん、俺と深雪に蒼太と沙紀は朝食中に話題が出たからだ。発売が来月に迫る『飛行魔法専用デバイス』の開発もだが、俺らにとっての休みは魔法科高校に通う事が休みであり現在は通常業務として仕事をしている。
で、当日になって一真と深雪らは業務中なのか現地集合という事を聞かされたレオ達。旅行前に女性陣の買い物に付き合いながら、水着売り場では注目を集める事もなく選んでた。妻である深夜と妹の真夜と共に選んでたが、当日は現地でとなる。
「わぁ・・・・大きいビルねぇ」
「そりゃ蒼い翼本社ですから」
九校戦と違ってショートパンツなのか、すらりとした良い脚を露出させたエリカがそう言ってた。
「エリカや雫のお家でもこのぐらいのビル持ってない?」
「持ってるけどこんなに高いビルは持ってないよ」
「・・・・右に同じく」
どうやら蒼い翼本社並みのビルは持っていないらしかった。クルーザーやプライベートジェットも持つ北山家と千葉家でも。フレミング推進機関、エアダクトが見当たらないから電源はガスタービンじゃない事から光触媒水素プラントと燃料電池を持つクルーザーという会話があった気がする。
「ところで一真はどうしたんだ?」
「深雪もよね」
「一真様と深雪様は現地集合となりました。仕事の都合でね」
「仕事?」
「魔法科高校に通う事が休みで、学生が夏休み中の期間は通常業務をしてるのよ」
企業の経営層がプライバシー防衛の目的で、本名ではなくビジネスネームを使用しているのは百年前から変わらず。俺の本
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