第107話
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たわ。」
シュバルツァー男爵の頼みにメサイアが頷くとベルフェゴール達はそれぞれ自己紹介をした。
「ハ〜イ♪貴方達がご主人様の両親ね?私はベルフェゴール。”七大罪”の一柱を司る”魔神”よ。よろしくね♪」
「お初にお目にかかります。この身は我が主リィン様の”守護天使”に認めて頂いた”能天使”ユリーシャと申します。どうぞお見知りおきください。」
「同じくリィンをあたしの”主”としてリィンの”守護天使”になったユリーシャやルシエルと同じ天使階級第六位”能天使”レジーニアだ。この中ではベアトリースに次ぐ新参者だが、主に対する研究心は誰にも負けないと自負しているから、よろしく頼むよ。」
「―――アイドス・セイルーン。”慈悲の大女神”にして今はリィンの”運命”を見守る者よ。」
「貴女達が…………―――初めまして。リィンの父のテオ・シュバルツァーと申します。戦場ではリィン達の心強き仲間として共に戦って頂いている事……感謝しています。」
「テオ・シュバルツァーの妻のルシアと申します。どうぞお見知り置きを。それにしても……随分と綺麗な方々と一緒にいるのね、リィン?特にアイドス様は同性の私でも見惚れるような美人の女性だし、ベルフェゴール様のスタイルは女性なら誰もが羨むようなスタイルだし、手紙に書いてあったとはいえまさか”天使”が二人も一緒にいるなんて驚いたわよ?」
「ハハ……様々な奇縁があって、気づけばこうなっていたんです。」
ベルフェゴール達の自己紹介の後にシュバルツァー男爵と共に挨拶をしたルシア夫人に話を振られたリィンは苦笑しながら答えた。
「ふふ、挨拶はこのくらいにしてそろそろ昼食にしませんか。ちょうどお昼過ぎですし、皆さんもお腹が減っていることでしょう。」
「そういえば昼食はまだでしたわよね?」
「ええ、ブリーフィングを終えたリィンさんがわたし達にこちらに向かう事を提案されたのもつい先程ですし。」
ルシア夫人の提案を聞いてある事を思い出したアルフィンの確認に対してアルティナは頷き
「お言葉に甘えさせて頂きます。リィン少将閣下やエリス先輩が食べて育った郷土料理、楽しみです。」
「もう、ミュゼったら……」
「ふふ、すぐに用意できますから少し待っていてくださいね。」
ミュゼの言葉を聞いたエリスが苦笑している中、ルシア夫人は微笑んだ。
「今朝の狩りで良いキジ肉が手に入ってな。そちらも期待してくれていいぞ。」
「郷の近郊に連合軍が駐屯している今の状況で連合軍はよく狩りをする事を許可してくれましたわね……」
シュバルツァー男爵の話を聞いたセレーネは驚きの表情で呟き
「連合軍もアイゼンガルド連峰からは地形上の関係でエレボニア帝国軍が
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