随筆五:お名前って大切です!
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夜「衣夜っち、それザリガニじゃなくて、伊勢エビじゃない?」
心桜「跳ねる・・・そう言えば・・・」
七夏「そう言えば、昔、ここちゃーが捕まえてた、ザリガニさんが跳ねて、川に帰った事があります」
心桜「あー、あったね! あれは、田んぼに居たから捕まえて、川へ逃がすつもりだった」
美夜「どおして、田んぼから、川なんですか?」
心桜「ザリガニが、稲の苗をカットしやがるから!」
衣夜「そうなのですか?」
心桜「カットする瞬間は見た事ないけど、カットされた稲の苗なら見た事ある」
衣夜「農家の人にとってザリガニは、困る存在なのですね」
心桜「農家だけでなく、米を主食とする弥生人以降の人類の敵!」
美夜「って事は、今でも田んぼでザリガニを見かけたら、川へ強制送還ですか?」
心桜「いや、今は見送る!」
美夜「え!? どうしてですか?」
心桜「触る気がしない!」
美夜「はは・・・」
心桜「触る気がしないから、靴も変えたんだよ!」
笹夜「確かに、お話しの筋は通ってます」
七夏「その靴は、どうなってるの?」
心桜「今、洗って、乾かしてるよ!」
七夏「くすっ☆」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
心桜「んで、今日は何のお話?」
美夜「これです!」
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心桜「ドンキのような物って何よ!? の件ですか?」
衣夜「ドンキ・・・だけでなく、お名前に関してです」
心桜「名前?」
美夜「もうちょっと真面目に考えてあげたらどう? ・・・って言う名前、結構ありますよね?」
七夏「お名前って大切です☆」
心桜「なるほど! そう言う事か! つっちゃーさりげなくサブタイトル捻じ込んできてるし」
七夏「くすっ☆」
心桜「名前かぁーあたしは『心桜』って名前だけど、なんて読むの? って訊かれる事がよくある」
美夜「確かに、フツーに読めば『こころさくら』先輩になりますよね」
笹夜「こころさくらさん、素敵です♪」
心桜「はは・・・なんかくすぐったい」
美夜「では『しんおう』先輩って言うのはどうですか?」
衣夜「なんか、圧力を覚えそうなお名前です」
心桜「それ、却下! つっちゃーも、わりと読み間違えられるよね?」
七夏「はい。『ななか』って訊かれる事があります」
衣夜「でもそれって、音読みと訓読みの組み合わせになります」
笹夜「お名前に関しては、必ずしも音訓で統一しなければならないという事は、ないようです」
衣夜「そうなのですか?」
笹夜「ええ。『音+訓』の重箱読みや、『訓+音』の湯桶読みがあります♪」
衣夜「重箱・・・確かに音読みと訓読みですね」
心桜「団子もそうだね!」
笹夜「湯桶のような訓音の熟語は、手本や、夕飯等、結構馴染みのある言葉も
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