第二百九十話
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第二百九十話 スポーツは
今田先生と今日子先生はお茶とお菓子を食べ終えるとその次はスポーツクラブに行った、そこでテニスウェアに着替えて。
テニスをはじめた、ここで今田先生はこんなことを言った。
「テニスっていいわね」
「ええ、学生時は部活でね」
「毎日汗かいていたわね」
「今はあまりしなくなったけれど」
「大人になったら」
「大学を卒業したら」
そうなればというのだ。
「もうね」
「あまりしなくなったわね」
「けれど」
それでもというのだ。
「こうして汗をかくこともね」
「いいわね、スポーツもね」
今田先生はにこりと笑って話した。
「いいものよ」
「そう、だからね」
それでというのだ。
「こうしてね」
「汗をかいて」
「身体を動かして」
そうしてというのだ。
「健康になりましょう」
「それで毎日すべきだけれど」
「それはね」
今日子先生は少し苦笑いになって述べた。
「私達はね」
「していないわね」
「本当はそうした方がよくても」
「それでもね」
それはというのだ。
「ついついね」
「怠けて」
「魔法ばかり使って」
「文明の利器もね」
「それでね」
どうしてもというのだ。
「運動不足になりがちね」
「わかっててもね」
自分ではというのだ。
「そうなるから」
「考えものね」
「本当にそうよね」
「けれど今はね」
「汗をかきましょう」
「楽しくね」
二人でこう話してテニスを楽しんだ、先生達は爽やかな汗を流したがそれで話は終わりではなかった。
第二百九十話 完
2020・8・16
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