第七幕その四
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「そうされているからね」
「だからだね」
「関羽さんは食べる量も凄いんだ」
「そうだよね」
「牛乳だって」
関羽さんは飲みものはそちらですが。
牛乳も凄い勢いで飲んでいます、それでオジョも言います。
「一リットルのコップにあるものを三杯目だよ」
「本当に凄いね」
「全くだよ」
こうボタンに言います。
「驚く他ないよ」
「そうだよね」
「関羽さんは食欲も凄いのね」
ビリーナも感心しています。
「そうなのね」
「うむ、やはり身体が大きいと」
関羽さんご自身もこう言います。
「そしていつも運動をしていると」
「飲んで食べるのね」
「これだけの量を」
「そういうことね」
「さもないと」
それこそというのです。
「満足に動けない」
「そういうことね」
「だからだ」
それ故にというのです。
「今も食べている」
「そういうことね」
「お酒も同じだ」
こちらの飲みものもというのです。
「かなり飲むと自分で思う」
「そういえばですね」
ここで神宝が言ってきました。
「張飛さんはお酒が大好きですね」
「うむ、張飛の酒好きはオズの国でもそうで」
「いつも飲まれていますか」
「天空の宮城でな」
「そうなんですね」
「それで時々暴れて」
お酒に酔ってというのです。
「義兄上やそれがしに怒られている」
「そのことは同じですね」
「オズの国でも。ただ宮城には天帝もおられて他の神々もいるので」
だからだというのです。
「張飛が暴れてもすぐに止められる」
「それはいいことですね」
「二郎真君や??太子もいるしな」
「あの方々もおられるんですね」
「だから張飛が暴れてもな」
「止めてくれる人がいるんですね」
「張飛は力はそれがしより強い」
関羽さんはこのこともお話しました。
「武芸ではそれがしより上だ」
「関羽さんーーよりーー強いーーとは」
流石のチクタクもこのことにはびっくりです。
「凄いーーですーーね」
「しかし実際のことだ」
「そうーーですーーか」
「蛇矛の武勇はかなりだ」
「蛇矛が張飛さんの武器でしたね」
オジョもこのことは知っています。
「関羽さんが青龍偃月刀で」
「それぞれ武器が違うのだよ」
「そうでしたね」
「青龍偃月刀はそれがししか使えないが」
「蛇矛もですね」
「縦横に使えるのは張飛だけだ」
こうオジョにお話します。
「凄いものだ」
「関羽さんが凄いって言うからにはですね」
「わかってくれるな」
「はい、よく」
オジョはパンにジャムを塗りつつ関羽さんに答えました、関羽さんはパンも食べていますがパンを食べる量もかなりのものです。
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