第64話 スカさんアジトにて、シスコン次女登場
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ど、どうしたのだろうか?
それにドゥーエって………
「ディエチ〜!!」
驚いていたと思ったら、二人の姿を見て、ディエチに襲いかかった。
いきなりの事でディエチは反応出来ないでいる。
「会いたかったわ〜!!」
「フガフガ(苦しい………)」
ああ、豊満な胸に顔を埋めて羨ましいこと。
でも当人は苦しそうだ。
「さあ、チンク!」
「ひぃ!!」
フェリアがマジで引いてる。
「チンク〜!!」
「きゃああああああ!!」
うわぁ…………
ぬいぐるみみたいに抱きかかえられてるよ。
「相変わらず髪がスベスベで羨ましいわね…………今度はチンクに変身していようかしら………」
「お、お願いだから………放して………」
「あ、あの………」
「あん?」
凄い睨みをきかせた顔で俺を睨んでくるドゥーエさん。
妹と俺への対応が大違いだ………
「良い子良い子………」
「ううっ………」
「しかし胸も中々成長してないわね………でもまたそれがいい!」
「やめっ、触るな………」
ちょっとエロい声になっているのは気にしないようにしよう。
しかし、膝の上にフェリアを乗せて好き放題触り、凄く満足そうな顔をするドゥーエさん。ちゃかり隣にディエチを置いて腰に手を回しておく事も忘れていない。
どちらも顔を赤くして我慢している。
「おお、帰ってたのかドゥーエ」
そんな時、赤い顔をしたトーレさんがやって来た。
「トーレ、久しぶりね。……ってアンタ顔赤いわよ」
「ああ、さっきまで酒を飲んでいたからな。確かこの辺りに………」
そう言いながらキッチンに行き、下から何かを取り出した。
「やはり下に隠していたか………それでは再び酒盛りをするかな」
そう言ってトーレさんは再び自分の部屋に帰っていく。
「トーレって酒なんて飲んだかしら………?」
確実に飲んでいないだろうな。
進めたのは俺なのでちょっと後悔しているんだけど………
「それにこの部屋って………」
やっと最初に戻った。
妹を愛でて、トーレさんが酒を飲んで部屋の異変に気づいたなんて………
この人どれだけ妹LOVEなんだ………
トーレさんは関係ないけどね。
「それにアンタ誰?」
「今更!?」
さっき俺に話しかけてたよなこの人!?
一体どういう目をしているんだよ………
「悪いわね、私男には興味無いの」
そんなの俺の知ったこっちゃ無い。
「それと質問に答えなさい。………あなたは何者?」
「俺は有栖零治、スカさんの親友って所かな」
「正直に言うつもりは無いみたいね………覚悟はいいかしら?」
そう言ってフェリアを撫でていた
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ