第64話 スカさんアジトにて、シスコン次女登場
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にするか質問されたから答えたが……
「何作ってるんだ?」
「ポップコーン」
「そんなのどこで………」
「普通にミッドに売ってるよ」
………知らなかった。
でもダブってても不思議じゃないか。
「はい」
「サンキュー」
コップに入ったお茶を受け取り、俺はソファーに座り込んだ。
「ふう………」
「お疲れだな」
「そう言うフェリアこそ」
フェリアの隣に座った俺だが、フェリアもソファーを背にダレていた。
結構家でもこんな姿を見ないので珍しいな。
「ああ、久しぶりだというのもあるが、ISの使いすぎもあるのかもな」
ああ、ボンバーマンな。
ナイフは投げないけど……
「ISもやっぱり疲れるんだな」
「それはそうだ。魔力でなくとも先天固有技能だからな。レアスキルの様なものだ」
まあそりゃそうか。
使い放題だったらあまりにも無敵過ぎる………
「そう言えばクアットロとトーレさん、ついでに桐谷は?」
「クアットロはトーレが部屋に放り込んでいた。トーレは恐らく自分の部屋で酒を飲んでいるのではないか?桐谷は風呂を堪能してくると風呂に入って行ったぞ」
放り込んだって………扱い酷すぎじゃないか?
それにトーレさん、仕事終わってすぐに酒って…………
桐谷は風呂が好きだから分かるけど。
「はい、チンク」
そこで大きな皿にポップコーンを乗せたディエチがやって来た。
ソファー前に置いてある机に皿を置き、向かい側のソファーに座る。
「ありがとう。………バター味か」
「そ。私はやっぱりこの味が好き」
その後、俺達は雑談をしながら過ごしていた。
彼女が来るまでは…………
さて、ドクターに言われて久しぶりに帰ってきたけど、何?このアジトの変わりよう………
まるでもぬけの殻じゃない…………
私がここを出るときはもっとごちゃごちゃしてた筈だけど。
まあ良いわ。
妹達にも会えるし、新しい妹達にも会えるのがとても楽しみ。
潜入任務が終わるまで帰ってこれるとは思わなかったからね。
バカな男の相手や脳みその世話なんてもうウンザリ。
早く妹分を補給しなくちゃ!!
そう思って私は扉を開けると………
「何よこれ!?」
私は大いに驚いた………
「何よこれ!?」
リビングの扉が開いたと思ったら、いきなり大声を聞いた。
その人物は長い金髪の凄い美人。ここにいるので戦闘機人には違いないだろうが、はて?金髪の戦闘機人なんていたっけ………?
「ドゥーエ………」
「ドゥーエ姉………」
あれ?フェリアとディエチが固まっているけ
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