第64話 スカさんアジトにて、シスコン次女登場
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ないんだな………
それと俺の力になるのかはまだ未定な。
『でもマスターの一番のデバイスは私ですからね!!あなたには絶対に負けません!!』
「へん、それは諦めるんだな。アタシはいつでもこうやって零治に触れられるしな!!」
『………残念でしたね』
そう言うとラグナルが輝きだし、俺の指から離れる。
「これなら問題無いですよね?」
そこには20代位の銀髪の美人が現れた。
その姿を見たアギトを始め、スカさんもウーノさんも大いに驚いてる…………
「ほらほら見てください、この完璧なプロポーション。アギトみたいな残念な体型じゃ無いんですよ!」
「ううっ………」
「それに何ですかそのミニマムな身長は?それではマスターを満足させることなど……へぶっ!?」
これ以上暴走する前にラグナルに拳骨を与えておいた。
「何するんですかマスター…………」
「いいから元に戻れ」
「はぁい……」
残念そうにして指輪に戻るラグナル。
コイツをほうっておくのはウェンディに好きにしていいよって言う程危険極まりない。
「デバイスが人間になった…………」
「零治君、君のデバイスを見てみたいのだが、構わないかね?」
「いいけど、先にアギトの事が終わってからな」
『マ、マスター!!それだけは勘弁してください!!』
「あっ、ただメモリーだけは見るなよ」
「了解したよ。ふふ、人になれるデバイスとは心が躍る………」
『マスター!!!』
「俺の許可無しに変身した罰だ」
俺はそう言ってラグナルを指から外し、スカさんに渡した。
「それじゃあ終わったら呼んでください。アギト…………ってアギト?」
アギトは俺の肩に乗ったまま俯いていた。
どうしたんだ?
「なぁ零治……やっぱりナイスバディな女の方がいいのか?私みたいなちんちくりんはダメなのか?私だって人になれるけどあそこまでには………」
何だ、ラグナルに言われた事を気にしてるのか?
「ラグナルに言われた事は気にしなくていいぞ」
「…………だって」
そう言って再度落ち込むアギト。
「それに姿がどうだろうと俺は気にしない。アギトはアギトだからな。だからもう気にするな」
「………うん」
そう言って肩から離れるアギト。
「ありがとう………」
そう言い残して、ウーノさんの元へ向かった。
「………さて俺はリビングで待ってますかね」
俺は取り敢えずリビングへと向かった。
「おかえり、何か飲む?」
「ああ、じゃあお茶をくれ」
リビングに入るとみんな各自くつろいでいた。
ディエチはキッチンにいて何か作っている。その時に飲み物を何
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