第四百三十話 夜会は続けともその六
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「本当にどういった人か」
「というかどうしてゾンビをアイドルにしたのか」
このことはニーナが指摘した。
「そのことも不明で」
「一切謎の人だね」
「どうにも」
「佐賀県というと」
一葉が言うには。
「陶器ね」
「他には」
「後は佐賀ラーメンと鶏の焼肉ね」
こう巽に返す。
「他は佐賀城もあるわね」
「よく知っているな、そして人口は」
「少ないっていうのよね」
「ちょっとだ!」
巽は高らかに言い切った。
「それが佐賀県だ!」
「そこでどうして叫んだのだ」
オールマイトはそのことを指摘した。
「君は」
「あっ、気分です」
「そうか、わかった」
「そこでわかること?」
京子もそのやり取りに首を捻った。
「オールマイトさんは流石の器だけれど」
「巽さんどうして叫んだのかな」
百枝伝馬はそこを指摘した。
「気分にしても」
「佐賀県って肥前だからお肉よね」
桃子は食べものからつなげた。
「佐賀牛も美味しいわね」
「ふふふ、佐賀県では堪能出来る」
その佐賀牛をとだ、巽はまた不敵な笑みで言った。
「また行きたいな」
「はい、佐賀牛とラーメン食べましょう」
「望むところだ」
「ラーメンなら作ってるわよ」
ステージから出て来た留奈が言ってきた。
「そっちも食べましょう」
「そのラーメンは何ラーメンですの?」
「醤油ラーメンよ」
ネルヴァのその質問に答えた。
「食べる?」
「はい、そちらも」
「それじゃあね」
留奈は自分もラーメンを食べつつネルヴァにもそのラーメンを出した、見ればネルヴァは箸を上手に使いつつそのラーメンも食べた。そして寝袋で休んでから戦場に戻った。
森での戦場は続く、その中で悠二は言った。
「ずっと夜だとかえってね」
「目が慣れてですね」
「戦いやすいです」
傍にいるヴェルヘルミナに答えた。
「逆に」
「確かにそうですね」
「これが昼になったりすると」
日が差してというのだ。
「目が慣れる時間もありますが」
「常に夜ですと」
「逆になれますね」
「そうなりますね」
「そうだな、これならだ」
マージョリーも言う。
「このままだ」
「戦っていきましょう」
「慣れているから余計にな」
「うむ、慣れれば夜もどうということはない」
仮名史郎も戦いつつ言う。
「闇も恐ろしくはない」
「そうですね、慣れてきて知ってしまえば」
悠二はその史郎にも話した。
「この森もどうということはないですね」
「そうだな、ではだ」
「このまま戦っていきましょう」
「そうですね」
「ゾディアーツの連中は森の木に隠れることもしません」
ヴィルヘルミナはこのことを指摘した。
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