第四百三十話 夜会は続けともその二
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「メテオ、レディー」
機械音に乗る様にして両手を動かしつつ叫んだ。
「変身!」
言葉と共に光に包まれ仮面ライダーメテオになった。
如月は左手にベルトを出した。
身体を斜めにさせてから前にかざし腰にそのベルトを装着した。
そこから左手でベルトのスイッチを素早く押した、そこからだった。
右手もそれに倣う、次に左手を拳にして自分の顔の横でガードをする様にかざし右手はベルトに置いたまま叫んだ。
「変身!」
この叫びと共に左手を宙に突き出す、すると全身が光に包まれ仮面ライダーフォーゼとなった。そこから。
身体を思いきり屈め。
「宇宙・・・・・・」
この言葉から身体、特に両手を伸ばし大の字になって飛び上がる様にして叫んだ。
「来たーーーーーーーーーーーっ!!」
三人の仮面ライダーが姿を表した、そこから。
歌星、大文字、美羽、ジェイク、友子そしてユウキもだった。
変身した、そうして戦場となる場所に立つと。
前にドーパメントの大群が来た、フォーゼはその彼等を見て言った。
「タイマンじゃないが戦わせてもらうぜ!」
「この数じゃ一対一は無理ですからね」
ロゼッティも言う。
「絶対に」
「ああ、だからな」
「それで、ですね」
「俺もタイマンじゃなくてな」
「私達とですね」
「一緒に戦うな」
「それでは」
ロゼッティは武器を構えた、そのうえで。
人間とゾディアーツの対決がはじまった。それでだった。
戦士達は前から来るゾディアーツの大群を次から次に倒していった。その数はかなりのものだったがそれでもだった。
戦士達は陣形を取りつつ一度にゾディアーツを何人も倒していく、その中にメリダもいる。
メリダは多くの敵を倒しつつ言った。
「数は多いけれど」
「それでもね」
「戦ってそして」
「ええ、勝つわ」
「絶対に」
「そうしましょう、そして」
エリーゼはそのメリダに話した。
「私達の手でね」
「スサノオが出てきたら」
「倒すわよ」
「ええ、そうしましょう」
「絶対に」
「はい、お嬢様がです」
クーファはメリダの援護をしつつ言った。
「是非です」
「スサノオをですね」
「倒して下さい」
「無能才女と言われた私が」
「お嬢様は無能才女ではありません」
クーファはそのことは否定した。
「一人の素晴らしい戦士です」
「戦士ですか」
「はい、誰が見ても」
今のメリダはというのだ。
「素晴らしい戦士です」
「そうなのですね」
「ですから」
それでというのだ。
「もうその言葉はお嬢様とは無縁です」
「そう、もうメリダは無能才女じゃない」
このことはエリーゼも言った。
「誰よりも強い戦士だから」
「エリーゼから見てもなのね」
「そ
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