第一章
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もらって落ち着いた。
そしてこの時もだった。
「シフォン、狂犬病の注射に行こうか」
「クゥン・・・・・・」
シフォンは父の言葉に怯えた声で応えた、実は注射も嫌いなのだ。父はそのシフォンを見て困った顔になった。
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