天使とラブソングを……?(第5幕)
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らリュリュは何て返答する?」
「死ね」
「もうちょっと言葉を選べよ!」
死んだ魚の様な目で即答するお姉ちゃんにツッコミを入れるウルフさん。良いコンビだ。
「予想通りだが……兎も角こっぴどく振られる訳だ。それを見ていたレクルトがお前に近付き見下した口調でこう言う『ウルフ君、格好いい』って。これは褒め言葉か?」
「いえ、大いなる冒涜です! 想像しただけで腹立つので、明日出会い頭に一発殴ります」
そのレクルトさんって人、関係ないのに……可哀想。
「じゃぁ次のシチュエーション。コリンズ『バカ』って言われたら嬉しいか?」
「いえ、主にリュカさんのご子息から言われる事が多いですが、言われるのは嫌ですね」
バカと言われて嬉しい人が居るのだろうか?
「それじゃぁ想像しろ。プライベートエリアの寝室でロウソクだけの薄明かりの中、目の前にはネグリジェのポピーだけが居て二人きり。そしてポピーは言うんだ……頬を赤らめて上目遣いで『バカ』って……どうだ?」
「な、何ですかそのご褒美な状況は!? 今までに一度も味わった事が無いんですけど!」
「え、なに? 馬鹿って言われたいのなら、何時でも連呼するけど?」
照れ隠しなのか、または素なのか見下す様にコリンズ様へ言葉を発するポピーさん。
「な。状況と感情次第で何事も価値が変わるんだ」
「なるほどな……じゃぁお前が俺の事をヘッポコと言い続けてるのは状況と感情次第では褒め言葉になると捉えて良いんだな?」
「え? 純粋に貶してますけど、何か?」
「いや……もういい」
こちらもこちらで良いコンビだ。
「と言う事で……聖歌隊を作ろうフレイさん」
「はぁ……聖歌隊……ねぇ……」
お父さんの提案に、いまいち乗り気になってないお母さん。珍しいわね?
「うん。人数は少なすぎても多すぎてもダメなので、10人から20人程度の聖歌隊」
「あのね……リュー君は石になってたから知らないだろうけど、この村にも以前は聖歌隊があったのよ。村の復興を思う有志の方々によって」
へぇ〜そんなのあったんだ。
「何だ、じゃぁ話が早いな」
「で、でもね……その当時ですらご高齢の方が多かった聖歌隊だから、今現在ご存命の方は少なくて……しかも諸事情で村を出て行った方も居るし」
「でもゼロから集めるよりかは楽でしょ?」
「ま、まぁ……そうね」
この村でご存命の元聖歌隊って誰だろう?
「因みに、その中にピアノを弾ける方は居る?」
「当時もピアノを担当してたムジカさんが居るわ。でも、もう80才のお婆ちゃんよ。大丈夫かしら?」
へぇームジカさんってピアノ弾けるんだ!
「ズブの素人にゼロから教えるよりも、基礎が出来ている、もしくは経験がある人に思い出して貰いながら教える方
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