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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
女神と種火と仲良しへの近道
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そうな。
うん。そうだよな。ステンノ様って、あまり戦えないもんな。

「ステンノ様は英霊だけど英雄じゃない。守られるべき偶像だ。多少はやれるけど、やっぱり…。」
「なるほどなぁ…。」

戦えない…というかあまり戦うのが得意ではないサーヴァント。
しかも、アサシンクラス…。

「なんかよく分かるわ…その苦労。」
「え?」

俺も抱えてるよ。戦えないアサシンクラス。
最初に会った時には無双が出来るぜとイキってたら逃げる羽目になったりしたもん。

「俺のサーヴァントも、あんなんだから。」

親指でおっきーを指す。
彼女は何をしているかといえば

「痛い!強い!この腕強い!!まーちゃん助けて!!姫死んじゃう!!まーちゃんの大好きな姫が!腕ごときに殺されちゃう!!助けて!!ねぇ!?聞いてるまーちゃん!?ねぇ!?」

金ピカの腕に囲まれバンバン光の弾撃たれまくってる。
なにあれ…☆5くらいの腕?

「でも…。」
「でも?」
「嫌だとか、辛いとかは思ったことない。言葉にトゲがあったり無理難題を押し付けてきたりもするけどそれも含めてステンノ様だからさ。折角自分のところに来てくれたんだ、だから守らなきゃって思う。」
「…。」

昔のことを、思い出す。
世界が崩壊する前のことだ。
おっきーが強いかどうかを聞いて、全員に叩かれた事を。
そうだな。強いも弱いも関係ない。
あるのは好きかどうかだ。

「で、大事なステンノ様を守るために何かしてんの?」
「うん…走り込みだったり…ケイローン先生に少し優しめの稽古つけてもらったり…。」
「…ほんとに?」
「うん。ほんとに。」
「その身体で?」
「うん。」

脂肪を蓄えてるその腹で言われると説得力もクソもないんだが。

「こう見えても銀種火くらいはなんとか倒せる…と思う。」
「そこは自信持てよ。」

しかし…最初に会った時は早くこのデブとわかれてさっさと家に帰りてーなーと思ったもんだが

「ま"ー"ち"ゃ"ん"!!!!!」
「助けなくていいの?アレ。」
「あー大丈夫大丈夫。おっきー丈夫だから。」

ちゃんと話し合ってみればまぁなんとかなるもんだ。

「巴さん!!草むらは焼くなよ!!」
「分かりました!!ならば宝具にて一掃します!!」
「話聞いてた!?」

まぁ、仲良くなれたのは暮馬とやらが一緒に来てくれたおかげだろう。
やっぱ、仲良くなるための近道は一緒に遊ぶことだな!
遊び方はどうあれ、それだけは子供の頃から変わらねーのさ。

「ねぇ、楽しくお話してるところ悪いのだけど…。」
「はい?」

と、俺と陸が話をしている中彼のサーヴァントであるステンノ様がやってきた。

「アレ…ホントにいいの?」
「」

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