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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
女神と種火と仲良しへの近道
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デ…リクさんって奴がですか。」
4人がゲームで白熱しているのを眺めながら、俺はステンノと話をする。
この島のこと、最近の出来事。
「でも大丈夫ですよ。同盟結べばここにも警備してくれる人とか派遣されて来ると思いますし。」
「あら助かるわね。マスターより役に立つといいのだけれど?」
「なんか言いました?ステンノ様。」
話の中、自分の事を呼ばれたと思ったのかゲーム中の陸とやらがこちらに振り向く。
「いえ、あなたより断然強い人がここを守ってくれるって話をしていたの。」
「そりゃまぁ…自分は確かにそこまで強くはないですけど…。」
「ならせめて壁にでもなりなさいな?その脂肪は飾りかしら?ごめんなさい飾りだったわね…。」
ひでーこと言うもんだなこの人。
さっき笑顔が久しぶりに見れて嬉しいとかどうとか言ってなかったっけ?
あ、あれか。
本人の前だと辛辣になっちゃうタイプね。
ふーん大体わかった。
「くっ…白島様も中々やりますね…!」
「けっこうしぶとい…!」
さて、テレビに視線を移して見れば戦闘も佳境に差し掛かった頃らしい。
終始圧倒的優位であるおっきーに巴御前が挑む。
そんなプロ級の2人がいる中必死にしぶとく生き残っているのが陸。
ちなみに暮馬は死んだ。
?
それから、朝になりようやく営業時間になると陸は俺達を舟に乗せどこかへと向かう。
これから行くのが、その種火の島だという。
漕ぐこと約20分。
湖の中心に位置するその島にたどり着いた。
「さぁ行きましょう!皆様のお土産の為にも張り切って参ります!!」
島への第1歩を踏み入れるなり張り切りまくる巴御前。
「さぁ刑部姫様も!」
「あ、あーいや姫はちょっと同盟結びに来ただけだから…。」
おっきーも手を引っ張られ連れていかれる。
すると
「いました!本当にいましたよ暮馬さん!!」
「すげぇ!マジだ!!」
草むらからポ〇モンのごとくひょっこり出てきた例の腕。
広げられた掌の上には種火が光っており、全身は銀色だ。
「すげー…ほんとにいるんだ…。」
「なんでここにいるのかも、どうやって増えてどうやって生活してるのかもわからないんだけどね。」
と、営業主もまるで分からない様子。
「前は…お客さんいっぱい来てたんだけどな…。」
はしゃぎっぱなしな巴御前を見ながら、陸はそう呟く。
「アンタの女神様から聞いたよ。財団が来たってな。」
「ああうん…あの時は本当に大変だった。」
デ…じゃない。陸から財団の襲撃の話を聞く。
2人共攫われ、ステンノ様が代表のモノにされかけるもなんとかそれを回避し逆転。
そこのお偉いさんを石にして施設から脱出したものの、そこからはさらに大変だった
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