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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
女神と種火と仲良しへの近道
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た。

「探偵さんビリだ。じゃあ巴さんと交代で。」
「いや待て!今のはアレだ!コントローラーおかしかった!反応しなかった!!」
「そのような言い訳は通用しませんよ。何せこの前買い換えたばかりですから。さ、巴にコントローラーを!」

他の奴らの巧妙な戦略により4位へと陥れられてしまった俺は渋々巴御前にコントローラーを譲る。
にしても

「お前…中々強いじゃねーか…!」
「ま、まぁどうも…。」

このデブ…中々やるな。

「名前は覚えといてやる…なんだったっけ?」

ゲームに夢中になり過ぎて気付かなかったが、こいつとまともに自己紹介してなかったわ。

白島 陸(しらしま りく)…です。」
「俺は一 誠。この俺を負かすとはゲームの腕は確かみたいだな…。」
(まーちゃんがゾロって自滅してるだけなんだよなぁ…。)

2位とか3位とかその辺りをキープしてるあたりこいつもやり手だ。
まぁ1位争奪戦は熾烈極まるものだけどな。

「さぁ刑部姫様…この巴が参戦したからには1位の独占はさせません!」
「いいよー。奪えるものなら奪ってみるがいい!」

俺を除いた4人で試合が始まる。
もう1人はどこかって?後ろにいるよ。

「やんないんすか?」

と、最初から試合放棄しているステンノに振り向く。

「ええ、結構よ。あまりゲームは得意じゃありませんし。それに…」
「それに?」

笑顔を含んだ顔で見るステンノ。
その視線の先には自らのマスターである陸の姿が。

「マスターの楽しんでる姿を見るのも、充分楽しいわね。」
「へー。」
「ここのところ良くないこと続きというのもありましたから。」
「良くないこと…?」

この種火島、以前までは利用客は大勢いてそれなりに繁盛していたとの事。
しかしある事をキッカケにお客さんはめっきり来なくなった
そのキッカケというのは言うまでもなく…

「もしかして、例の財団絡み…?」
「正解。本当にしつこいのよ。」

葛城財団。
三笠防衛戦以降、奴らが地方に頻繁に現れるようになった話は以前しただろう。
そこがダメなら他ならいいでしょ。そうして財団は東北やら関西やら、ともかく関東を除いた日本全国に出没している。
そのせいで利用客達は襲撃されることを恐れ、遠出もしなくなった。
そしてここも

「この前襲われたの。」
「へぇ…。」

特にこれといった交渉もせず襲撃され、かなり危険な目にあったそうな。
弟くんの件では交渉したり嫌がらせしてたがここではほぼ強奪めいたことするとか…。
ぶっちゃけ、あっちも色々余裕がないっていうワケだな…。

「こうやってお客さんが来るのも本当に久し振りなのよ?ましてや、マスターがあんな顔するのも。」
「あの
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