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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
戦えないDはただのD/種火のなる不思議な島
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いつもまた俺達と同じように自分のサーヴァントが好きってわけだ。
「夜分遅くに申し訳ないが教えてくれ!!」
「うっせーな明日早えーんだよさっさと寝ろ!!」
鍵かけて寝よ…。
?
翌朝。
朝九時頃、姫路町上空にそれはやってきた。
「待たせたねぇお前達。オーシャンビヨンドのお偉いさんに頼まれて来たよ!」
ドMの…じゃなかった。
ハインド商会の実質的リーダー、ドレイク船長がやってきた。
そして外では準備万端の巴御前と暮馬。
「バカお前なんで寝坊してんだよ!」
「だってまーちゃんが起こしてくれなかったから!」
「何回も起こしたわボケ!!」
あと遅れてやってきた俺達。
「誠!!」
とそんな時、声をかけられる。
振り向けばそこには既にバイクに乗った大和とサイドカーには武蔵が。
「どした?」
「数日だがこうして共に過ごして、変な絆みたいなものが芽生えた気がする。」
変な絆って言うな。
「互いに頑張ろう。向こうでも、お前の健闘を祈る。」
「お前もな。いつになるかわからねーけどまた集まって飯でも食おーぜ。」
「ああ!」
勿論、シメはうどんでな。
「それじゃあまたねー!」
武蔵が手を振り、バイクが爆音を立てて走り去る。
あっという間に見えなくなり、俺達は船を見あげた。
「じゃ、俺達も行くか!」
「だね。武蔵ちゃんも頑張るみたいだし!姫達も頑張らなきゃ!」
船から縄ばしごが垂れ下がり、それを登っていく。
さぁ待ってろよ種火の島!
ちゃっちゃと同盟結ばせて、多額の報酬金をもらうんだからなァ!!
?
同時刻
「種火の島…ね。」
葛城財団本部。
そこには武器の点検や英霊兵のメンテナンスをしている実働部隊や研究員がいた。
そこにいる、彼らの中でも1番地位の高そうな男。
「丹下様。」
「なんです?」
その男は"丹下"と呼ばれた。
彼は財団の幹部であり、紳士的な物腰と張り付いたような笑顔が特徴の掴みどころのない飄々とした男。
財団創設当時からいる、言わば古株というやつである。
偽装船やその他えげつない作戦を考え出してきたこともあり、代表からは非常に気に入られている。
「種火の島の件なのですが…」
部下が周りのモノを見渡しながら言う。
「あの程度の島に…これほど過剰な戦力を投入するのでしょうか?」
「ふむ…やはりそう思いますか。」
丹下は手に持っていた端末をタップし、種火の島の情報をピックアップして映す。
「あの島に存在するサーヴァントは一騎。防衛設備もなし。マスターが戦闘はこなせるようですが毛の生えた程度。他には種火の腕が生息しているのみ。確かにこれでは過剰と捉えられるでしょう
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