第106話
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隊と合流し、以後灰獅子隊の一員として活動する事となっていますのえ、よろしくお願いします!」
「――――――同じくエイリーク様の親衛隊の部隊長を務めているフランツ・ヴィント大尉と申します。僕の部隊――――――”フランツ隊”もアメリア隊同様灰獅子隊の一員として活動することになりましたので、よろしくお願いいたします、両殿下。」
カイルに指摘されたアメリアとフランツはレン達に視線を向けて敬礼をして自己紹介をし
「―――――自分はエフラム様の親衛隊の部隊長の一人を任命されているカイル・ベルグリーズ准将であります!アメリア隊、フランツ隊と共に我が部隊”カイル隊”も灰獅子隊に加わり、灰獅子隊の一員として活動することになりましたので、以後よろしくお願いいたします!」
二人が自己紹介を終えるとカイルもレン達に敬礼をして自己紹介をした。
「フフ、こちらこそよろしくお願いしますね。」
「うふふ、数多く存在するメンフィル皇家の親衛隊の中でもシルヴァンお兄様の親衛隊に次ぐ精鋭揃いのリフィアお姉様の親衛隊に迫る程と謳われているエフラムお兄様とエイリークお姉様の親衛隊の実力、頼りにさせてもらうわね♪」
「私は昨日、灰獅子隊の”参謀”の一人として務める事を認められた能天使ルシエルと申します。新参者同士、親しくして頂ければ幸いです。」
アメリア達に挨拶をされたプリネとレンは微笑み、ルシエルは会釈をした。
「え……さ、”参謀”ですか?それも”天使”が灰獅子隊――――――ううん、エレボニア征伐の為に結成されたメンフィル軍にいるなんて……!」
「一体どのような経緯があって、ルシエルさんはリィン達と共にいるんだい?」
ルシエルの自己紹介を聞いたアメリアは呆けた後すぐにルシエルが天使である事に気づくと驚きの表情を浮かべ、フランツは戸惑いの表情でリィン達に訊ねた。その後リィン達はルシエルについての事情を一通り説明した。
「そんな事があったのか……」
「フフ、でもルシエルさん自らが”参謀”を務めたいって申し出る程の信頼を勝ち取るなんて、リィンのそういう所も相変わらずだね。」
「そうだな……――――――最も、自分の身を顧みない悪い所も相変わらずのようだが。」
ルシエルの事情を聞いたフランツは驚き、微笑みながら答えたアメリアの言葉に頷いたカイルは呆れた表情でリィンを見つめ
「確かに”飛天魔”と”一騎打ち”なんて無謀な真似、普通は考えませんよね……その場にいたステラ達も”久しぶりにリィンの悪い癖が出た”って思ったでしょうね〜。」
「ま、まあまあ……普通に考えたら飛天魔と上位の睡魔の部隊なんて、まともにぶつかり合えばその場にいたリィン達からも少なからず犠牲が出た可能性は高かっただろうから、飛天
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