暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百二十九話 出会いの後でその十七
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「その性格全部捨ててメリダちゃんみたいになれ」
「全部って何よ」
「その駄女神なところ全部だよ」
 アクア自身にも言う。
「全部メリダちゃんみたいにしろ、それかエリザベスちゃんみたいになれ」
「あんたよくエリザベス引き合いに出すわね」
「そっくりだからな」
「魂が同じっていうのね」
「だからな」
 それでというのだ。
「そうも言ってきたけれどな」
「メリダちゃんともなの」
「メリダちゃんに似てるから葉月ちゃんでもいいけれどな」
「私の全部をそうした娘達みたいにしろっていうのね」
「そうだよ、何でこんなのが女神なんだよ」
「おそらく同じ位駄目な女神いますよ」
 兼続がそっと和真に言ってきた。
「私ちょっと心当たりあります」
「それお前の関係者だよな」
 それが誰か和真にはすぐにわかった。
「慎重がどうとかいうとこだよな」
「おそらくは」
「俺そっちの世界には詳しくないけれどな」
「おわかりになられますか」
「ちょっと以上にな」
 そうだというのだ。
「察するな」
「ではそちらの女神様にお会いした時は」
「同じこと言うな」
「そうですか」
「それでこいつにもな」
 またアクアに言う。
「本当にどうしようもねえからな、この駄女神は」
「少なくとも女神様といっても色々なのはわかったぜ」 
 幽衣はそのアクアを見つつ述べた。
「悪い女神様じゃないのが救いだけれどな」
「実力はあるのにね」
 凜奈はこのことは素直に認めた、スフィンクスをあやしつつ話す。
「ちょっと性格がね」
「全くですね」
 シャルロット=コルデーも主の言葉に頷く。
「困った方です」
「そうした意味で本当にね」
「アクアさんは駄女神です」
「本当にメリダちゃんに見習った方がいいわね」
「私もそう思います」
「その生き方変えた方がいいわよ」
「そうよね」
「アクアさんはね」 
 あい、まい、みいも言うことだった。
「ちょっとね」
「性格を何とかしないと」
「いい人をお手本にして」
「全く、皆好き勝手に言うわね」
「そりゃ言いますよ」
 恵那も容赦しない。
「恵那達の世界じゃもっと言われますよ」
「神殺しの世界だからよね」
「はい、まあアクアさんはお友達ですから」
「別にやっつけたりしないのね」
「戦いを挑まれることもないですし」
「アクア女神に何かする理由はない」
 アレクサンドルもこう言う。
「だから安心していい」
「そうなのね」
「だがその性格はあらためるべきだ」
「結局そう言うのね」
「問題だから言う」
 アレクサンドルの言葉も一切容赦がない。
「そこは言っておく」
「やれやれね」
「それでもあらためねえだるな」
 最後のシュレディンガーが言う、それでまたむ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ