第四百二十九話 出会いの後でその十五
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「背はともかくとして」
「そこまで重いって」
「王馬さんのおお身体のことは僕も聞いてますけれど」
「普通はそこまでなれないですからね」
「というか戦車で言うとです」
優花里が言うことはというと。
「スターリン戦車ですね」
「あの重戦車よね」
「はい、そうです」
優花里はみほに即座に答えた。
「あの戦車であります」
「戦車砲も凄いけれど装甲も凄くて」
「とんでもない戦車ですね」
「プラウダ学園が使っているけれど」
「強敵でした」
「戦車っていうか移動する要塞かしら」
なのはは王馬を見てこう評した。
「王馬さんは」
「そうなのか、俺は」
「私が思うにはね、攻撃力も物凄く高いから」
風を使うこのこともあってというのだ。
「それもかなり素早く動ける」
「要塞か」
「そう思ったわ」
「確かに。王馬さんは要塞ですね」
政はなのはのその言葉に頷いた。
「言うなら」
「そうですよね」
「ええ、そうした方です」
「桁外れの強さです」
「そしてその強さを維持する為にも」
「沢山食べることも必要ですね」
「やはりそうですね、おやっさんにしても」
政は今度は瀬戸山を見て話した。
「要塞みたいな方と思います」
「ルナパパさんも」
「へい、あの人も動く要塞かと」
「そうよね」
「そんな人達に変なことを言ったらな」
「大変なことになるわね」
クリスはロザリーに続いた。
「その時は」
「あたし達も叩き落されるな」
「かなり前うっかり茂夫君背中から撃った時みたいにね」
「あの時は本当に死ぬかって思ったな」
「メイルライダーも粉々になったし」
「あれはお前等が悪かったけれどな」
ヒルダはこう言いつつ二人の傍にいる。
「訓練中間違えてボタン押して撃ったからな」
「いや、その瞬間茂夫っち切れてな」
「年動力の嵐が来たから」
「本当に死ぬかって思ったよあたし達」
「あたしも見てこりゃ死んだと思ったよ」
ヒルダにしてもだった。
「黒衣の青年さん傍にいたから大丈夫だった思ったけれどな」
「というか二人共何故間違えたんだ」
このことはせいらが問うた。
「一体」
「まあ何ていうかな」
「援護しようと思っていたら」
「茂夫っちを援護するポジションだったからな」
「そうしたらそこで茂夫君が動いてきて」
「僕も失敗しました」
茂夫もこう言う、申し訳なさそうに。
「お二人が後ろにいることはわかっていましたが」
「それでもだったんだな」
「はい、攻撃にはここは左に動く方がいいと思ったら」
「あたし達ついその左に撃ったんだよ」
「空に浮かんでいた茂夫君に」
「それでしかも当たったからな」
「その瞬間だったわ」
「そういえば連携したことあまりなかったな」
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