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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百二十九話 出会いの後でその九

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「そうそうないわよ」
「まあ幸一さんの素行なら普通ですね」
「そうだよね」
「全く以てその通りですね」
 ナガレにセキトとミツオが応える。
「もう何時捕まるかわからない位ですから」
「そんな人だからね」
「もう何があっても卒業も」
「色々な方がおられますわね」
 ネルヴァは幸一を見て述べた。
「まことに」
「俺は悪い例か」
「いやらしいことはしないで下さいね」
 ネルヴァは幸一にかなり真剣に言った。
「私そうしたことはです」
「駄目か」
「当たり前ですわ、他の人には貞節を守ることが」
「あれっ、ネルヴァさんって結構」
 お茶子はネルヴァの今の言葉で気付いた。
「根は純情かも」
「その様ね」
 梅雨も言う。
「どうやら」
「怖いイメージがあったけれど」
「前までメリダさんをいじめていたっていうし」
「どんな人かって思えば」
「結構」
「というかいじめはよくないよ」
 犬屋敷はそのネルヴァに諭す様に話した。
「もうしないならこれからもね」
「二度とですわね」
「しない様にね」
「それはわかっていますので」
「それならね」
「はい、絶対にしません」
「ならいいよ」
 犬屋敷はネルヴァに優しい声で話した。
「これからもそうしていこう」
「そうしますわ」
「それで話を戻すけれど」
 今度は天音が言ってきた。
「君の純情さはね」
「私が純情とは」
「だってセクハラ絶対に駄目だよね」
「無理ですわ、そんなこと」
「やっぱりお嬢様育ちだからかな」
「アイドルならそんなお話は無縁だが」
 シオンが言ってきた。
「だがネルヴァさんは極端な部類だな」
「結構そういうの慣れてる娘多いからね」
「それぞれの世界で」
 レオナはドロシーに応えた。
「いいか悪いか別にして」
「僕だったらスカートめくりなんかしたらぶん殴るけれどね」
「殴ることはとても」
 それこそとだ、ネルヴァは言った。
「そうしたことでは」
「訓練だといいな」
「それとこれは別ですわ」
 ネルヴァは顔を真っ赤にさせて幸一に答えた。
「そうされますと」
「あんたそれはか」
「弱ってしまって」
 それをされると、というのだ。
「どうしても」
「そうなんだな、じゃあいい」
「いいといいますと」
「そこまで嫌なら何もしない」
 幸一にしてもというのだ。
「絶対にな」
「そうですの」
「ああ、むしろ朱乃さん位ならな」
「触ったらひっぱたきますけれど」
 ここで言ったのは朱乃だった。
「それでもですね」
「アタックするけれどな」
 セクハラ、それを行うというのだ。
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