ショッカー、栄光の日 本郷猛、最後の日!!
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る前に殺してしまえッ!!」
ショッカーライダー達はこちらに向って走って来る2号に向けて両腕に装備されたロケット弾を連射した。
しかし2号はとっさに地面に滑り込むことでロケット弾の弾幕射撃を躱す。その勢いで近くにいたショッカーライダー2に狙いを定めた。
腹部にライダーパンチ。
余りの威力に2はよろめく。
その一瞬の隙をついて2号が2の身体を掴んで共に飛び上がる。そして自らの体に捻りを加えて2を掴んだまま駒のように回転すると叫んだ。
「ライダァァー!!きりもみシュート!!」
2号は空中で2を掴んでいた手を離して放り投げる。
「グワァァァァァ!!!!!」
2は空中でグルングルンと回転しながら落下する。回転の衝撃で受け身がとれない。間もなく地面に激突し、大爆発を起こした。
また2の大爆発によって彼の体内に溜まっていた毒煙が外に漏れ出てしまい、たまたま2の近くにいた6がそれをモロに浴びてしまった。
6は猛毒に悶苦しむ。そしてそのままその場に倒れて爆発四散した。
「2!6!おのれぇぇ!!」
仲間の死を目の当たりにした4は怒り狂った。2号を睨みつけると手にエネルギーを貯め、勢いよく大地に触れる。すると地面が揺れ動き、アスファルトに亀裂が入る。
「俺の能力は地震の発生だ!地割れにみ込まれて死ねぇッ!!」
亀裂は2号の足元にも走る。周囲の地面がグラグラと揺れ、避けることはおろかまともに立つことすら難しい。
しかし、2号は持ちうる力を出し切り、振り絞ると足元の地面がバックリと裂ける前に飛び上がった。
凄まじい跳躍力だった。その跳躍力で4の背後に回り込む。
「なッ!?」
4は2号のいる背後を振り向こうとするも2号は4の左脇に頭を突っ込んで体勢を崩させると持ち上げる。そして、そのまま上半身と下半身を両手で抑えた。その体勢はプロレス技の「バックブリーカー」に似ていた。
それから―
「おりゃあああああ!!!!」
2号は容赦無く4を投げ飛ばす。
彼だけのオリジナル技「大車輪投げ」が4に決まった。
投げ飛ばされた4はビルの壁面に勢いよくぶつかり、小さなクレーター作ってめり込む。それから間もなく4は爆発し、死亡した。
「4まで…!このぉぉ!!」
5は2号の元に高速で近づき、胴体に触れる。5の能力は放電能力である。数千万ボルトもの電流を流して殺すつもりなのだ。
5は2号の肩に触れる。
5の手から稲妻のような青白い電流がバチバチと飛び散る。
やがてその電流は大きくなっていき……
ゴロロロォォォォォォ!!!!
雷鳴にも似た凄まじい電磁
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