暁 〜小説投稿サイト〜
あつまれおおかみたちの森 〜南の島に流れ着いた俺が可愛いどうぶつたちとまったりスローライフを目指す話〜
さぁ、船出だよ!(10/18追加)
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。昨日の狸は予告通り、俺たちがたどり着いた島に朝方戻ってきた。今俺たちが乗っているこの船と一緒に。

そして野宿している俺たちをたたき起こすと、


「一仕事するんだなも。」

と言ってきた。

続けて、さもなくば仲間の中国マフィアを呼んで、俺たちをハチの巣にすることもできるのだぞというようなことを言った。その命令をトレバーがおとなしく聞いているのが不思議でならないが、恐らく奴のクライアントの一人に確かに中国系マフィアがいるということだろう。俺の側も、アイツの側も結果として仕事をとちってしまった今、トレバーの立場はそのクライアントである中国マフィアに対しても弱い。命を狙われている可能性があると考えるのが自然か。もっともそんな中国マフィアとあの狸が本当につながっているのかどうかは何とも言えないが・・・。まぁ、今それはいいだろう。俺は面倒くさいことを考えることをやめた。代わりに与えられた地図を見て、ちゃんと予定通り進んでいることを確認する。

その地図に書かれた目的地の島が近くなってくる。そして前方にその島の姿が見えてきた

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