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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第六十一話 転校生と新たな家族
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の書のデータの事を教えてくれる。
「ありがとうございます。
確認して、打てる手がないか考えてみます」
「ええ、お願いね」
「はい。フェイト、また明日」
「うん。学校で」
フェイト達と別れ、プレシアと二人歩く。
二人で歩く中でプレシアの出勤時間などを確認しておく。
「俺の魔術の工房については週末にでも説明するから」
「ええ、お願いね」
魔導と魔術の混合が出来るのかなど、武器に関しては色々と気になる事もある。
そして、お互いに生活する上で必要な確認が済んだ時
「なぜ闇の書に入れ込むの?」
プレシアが俺に静かに問いかける。
入れ込んでいる。
確かにそうだ。
「なぜそう思う?」
なぜプレシアがそんな問いに至ったのか問いかけで返す。
「確かになのはさんが襲われて、フェイトも怪我をしたわ。
闇の書の活動の中心がこの世界が中心なのも真実。
フェイトやなのはさんがこれからも闇の書に関わるのが心配というのもわかるわ。
だけど今の貴方の行動を見ているとフェイト達を守るためだけじゃなくて、闇の書を止めようと、いえ闇の書も助けようとしているみたい」
「……それはリンディさん達と話し合った上での意見か?」
「いいえ、私が感じた個人的な意見よ」
プレシアの言葉に正直驚いている。
気がつかれるとは思ってもいなかったのだが、いやプレシアの立場だからこそわかったのか。
フェイトという大切な者を傷つけられた怒りをプレシアも露わにはしてないが持っている。
そして、俺も怒りを持っているのをプレシアは知っている。
「まるで今回の根本が海鳴にあり、その原因をある程度理解して、その解決策を探しているみたいに感じたのよ」
極論だが、97管理外世界が関わっていたとしても俺が管理者を自称しているのは海鳴のみ。
海鳴以外で戦闘が起きてもリンディさん達を止める事は出来ないし、出来る事といえばフェイト達を守るためにリンディさん達、管理局に協力するぐらいだ。
つまり早急に今わかっている情報をリンディさん達から貰う必要はない。
リンディさん達に協力してなのは達と共に闇の書の説明を聞けばいい。
「それにさっき言ったわよね。
『打てる手がないか考えてみます』って
闇の書に関する情報を知ってるんじゃないの?」
ああ、駄目だ。
論破出来ない。
「もしそうだとしたらどうする?」
「協力するわ。
フェイト達に害を及ぼさないのならね」
プレシアのさも当然といわんばかりの即答に唖然としてしまう。
そんな俺の様子に笑いながら
「前に言ったわよ。
例え管理局の敵になっても貴方の味方になると」
そうだ
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