暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十九話 二人の母
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く生活出来るように作業を始める。

 そして、その作業が終わった時にはもう午後四時半になっていた。

「少し遅くなったが、挨拶に行くか。
 ……その前にシャワーだな」

 この時間なら翠屋でいいが、さすがに掃除やらなんやらで埃や汚れたまま行くのは問題なのでシャワーで汚れを落として挨拶に向かう。

 その時に士郎さん達にはフェイト達が海鳴に引っ越してくることも伝えておいた。




 そしてその夜。

「来たか」

 月の下で赤い外套を纏い、シグナム達と海鳴公園で向かい合う。

 シグナム達の恰好は昨日、なのはが襲われた時と同じ。
 恐らくはこれがシグナム達のバリアジャケットなのだろう。

 それに夜の呼び出しでは初めて四人が揃っている。

 間合いは五メートル。

 シグナムやヴィータは既に手に得物を持ち、俺も頭に設計図は出来ている。

 互いに戦う可能性を考えながら

「昨日の事、説明してもらうぞ」

 俺は静かに言葉を発した。
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