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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百二十八話 最初の攻勢その十二
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「戦える様になったな」
「そうだな、訓練もしてだな」
「こうなったわ、だからね」
「それでだな」
「戦っていきましょう」
「戦いが終わるまでだな」
「ええ、最後までね」
 ジンに話しながら戦いを続けていく、そしてだった。
 戦士達は戦い続けた、戦いは常闇の中続き何時しか半日が過ぎさらに六時間程経った。そして一日が経とうとする頃には。
 敵の数が減ってきた、それでクーファはメリダに言った。
「お嬢様、どうやら」
「ゾディアーツの数が減ってきましたね」
「はい」
 こうメリダに答えた。
「そうなってきました」
「ライダーの皆さんが言っておられますが」
「戦いはあと少しで終わるわ」
 友子が答えてきた。
「だからね」
「あと少し、ですね」
「頑張っていきましょう」
「わかりました」
「ただ」
 ここでだった、友子は。
 その声を重いものにさせてそうしてメリダに話した。
「油断は禁物よ」
「ゾディアーツがいなくなってもスサノオが出ますね」
「その可能性があるから」
「それで、ですね」
「油断はしないことよ」
「絶対にですね」
「そこはお願いね」
「わかりました」
 メリダは友子の言葉に素直な声で頷いた、そうしてだった。 
 クーファ達と共に戦い続ける、そしてだった。
 最後のゾディアーツを右から袈裟斬りにして倒した、ここで戦闘は終わった。だがここでメリダは。
 構えを取った、それは他の戦士達も同じだった。そして声がした。
「いい心構えだ」
「その声は」
 クーファは構えを取ったままその声に反応した、見れば戦士達はしっかりとお互い連携出来る様に布陣している。
「スサノオ」
「その通り、君達の戦いぶりを見せてもらった」
 楽しそうな声と共にだった、スサノオは出て来た。見れば今の姿はスコーピオゾディアーツをベースに全てのホロスコープスを合わせたものだった。
 その姿でだ、スサノオは言うのだった。
「見事なものだ」
「その言葉褒めているのかしら」
「素直にそうしているつもりだよ」
 ロゼッティの言葉に返した。
「私としては」
「そうなのね」
「そして今の戦いはな」
 それはというと。
「君達の勝利だ」
「そのことも素直になのね」
「伝えたい」
「喜んでいいのかしら」
「そうしてもらっていい、だが」
 それでもと言うのだった。
「楽しませてもらうのはこれからだ」
「やっぱりそう来るわね」
「四十日後だ」
 その時にというのだ。
「私は君達と決戦を楽しみたい」
「四十日後ですか」
「場所はこの街から東に行った森にしたい」
 こうミュールに答えた。
「あの場所でな」
「あの森ですか」
「いいだろうか」
「皆様はどう思われますか」
 ミュールは
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