暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十七話 戦う想い ★
[1/7]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
side なのは
赤い子と向かい合うフェイトちゃん。
「フェイトちゃん」
「大丈夫。なのはは私が守るから」
そして私の傍で赤い子を見つめるユーノ君。
ここでは戦いにくいと思ったのか
「ちっ」
赤い子が舌打ちをしてビルの外に飛び出す。
「ユーノ、なのはをお願い」
「うん」
フェイトちゃんもすぐに赤い子を追ってビルの外に飛び出していく。
「今、治療するから」
「うん」
ユーノ君の治療魔法の光と温もりに体を委ねる。
でも落ち着いて考えるとなんで士郎君がいないんだろう?
ここは海鳴市、士郎君が管理してる土地だから一番最初に士郎君が戻ってくるとばかり思っていたけど
「ユーノ君、士郎君は?」
「大丈夫。今、こっちに向かってる。
フェイトの裁判が終わって皆で海鳴に向かってたんだけど、士郎は管理局との交渉が合って遅れてるんだ。
それよりあの子は誰?
なんでなのはを?」
「わかんない。
急に襲ってきたの」
ユーノ君の問いかけに首を横に振る。
でも士郎君も海鳴に向かってるという真実で少しだけ安心した。
「でももう大丈夫。
フェイトもいるし、アルフもいるから」
「アルフさんも?」
「うん」
そっか。
アルフさんも来てくれたんだ。
「ユーノ君、屋上に」
「わかった」
ユーノ君に肩を貸してもらって屋上に出ると戦ってるフェイトちゃんとアルフさんが見えた。
フェイトちゃんとアルフさんが戦ってるのを見てるだけで、ユーノ君に守ってもらって、何も出来ないのが悔しかった。
side フェイト
私と戦ってる赤い子。
近接型の戦い方もそうだけど、アルフのシールドを簡単に破った一撃。
まともに受ければ落とされる。
だけど私は一人じゃなくてアルフと一緒なんだ。
(アルフ、私が前に出るから)
(あいよ。うまく拘束するから)
私が赤い子とぶつかり合っている中、アルフには念入りに魔力を注ぎ込んでバインドを組み上げてもらう。
(フェイト、準備でできた。
いつでもいいよ)
(うん)
ぶつかり合っている最中に一気に後ろに下がる私。
「このっ! っ!!」
私を追って、向かってくる赤い子にアルフが手足にバインドを施して動きを封じる。
私みたいなスピードタイプじゃなくてパワータイプだけど、アルフが念入りに組み上げたバインドを力づくに壊すことは出来ない。
「終わりだね。
名前となのはを襲った目的を教えてもらうよ」
私の言葉に睨みつけてくる赤い子。
次の瞬間、何か空気が変わった。
「なんかやばいよ! フェイト!」
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ