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雲は遠くて
167章  川口 信也たちの『 人生 相談 』が 雑誌で 始まる
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裏声の場合は 声帯も 比較的 強く張られ、
振動する部分も 声帯の接する 狭い範囲に限られます。
問題は 声区(地声)から 声区(裏声)に移るとき、
いかに スムーズに、変わり目が わからないように
切り替えることができるかです。
車 の ギアチェンジを いかにスムーズ に 行うか、というのと 同じです。
これが できるようになると 音楽的な 歌唱力は
ずっと 広がってきます。」(224ページ)
以上は、『 声が良くなる本 』医学博士 
米山文明 著  《 主婦 と 生活社 》

(2)「 声帯のことは、《ジッパー》だと思うと 良いかもしれません。
チェストでは、声帯は 全体の長さを 使って 震えています。
ピアノの 長い 弦と同じです。
そして 高音 になるにつれて
dampening という 声帯 を 閉じる 行程が 始まります。
ジッパーが 半分 閉じたくらいが、ミドルヴォイス です。
そして、ジッパーが 4分の3(3/4)閉じたところで、
ヘッド ヴォイス に入るのです。」(45ページ)

以上は『 歌う力 を グングン 引き出す
ハリウッド・スタイル 実力派
ヴォーカリスト 養成術 ( CD付き ) 』
ロジャー・ラヴ 著 《 リットーミュージック 》

ロジャーさんの言う「チェスト」は、地声 のことで、
「ヘッド」は、裏声 のことで、その 間が「ミックス」になると 思います。

この 「 ミックス 」 は 「 芯 の ある 裏声 」と
表現する ヴォイス・トレーナー も います。
米山さんと ロジャーさん が語る 理論は、
ほとんど、同じ 、考え方 だと 思います。

下記の、ウィキペディア《wikipedia》によれば、
ロジャーさんは あの X JAPAN と 長年、仕事をして、
Toshl(トシ)さんの コーチや、YOSHIKI(ヨシキ)さんたち の
プロジェクトに 関わっている、そうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ロジャー・ラヴ

最後に「美しい歌声は らくな姿勢から生まれる。不自然な姿勢で 発声すると、
やはり 声も 不自然になる。音質が かたくなったり、高音域でのどが詰まり、
低音も出しにくくなります。」と、さっきの 本では語ってます。

☆参考文献☆
<1> ギタリストのための全知識 養父 貴(ようふ たかし)株式会社 リットーミュージック
<2> ギターで覚える 音楽 理論 養父 貴  株式会社 リットーミュージック
<3>『 声が良くなる本 』医学博士 米山文明 著  《 主婦 と 生活社 》
<4>『 歌う力 を グングン 引き出すハリウッド・スタイル 実力派
    ヴォーカリスト 養成術
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