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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
正・義・英・霊
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あ報酬金は後で送っておくわ。それと次の依頼なんだけれど…』
へ…?
「え、あの、真壁…社長?」
『何かしら?』
首を傾げる真壁さん。
だって今この人…俺の耳がおかしくなければ
「次の依頼って?」
『そのままの意味よ?あなた達に依頼したいのは一つだけじゃないってこと。』
へ、へぇ…。
「まず一つ、武蔵と大和の2人は充分な休息をとった後、"東北"にいる玉藻の前のところを尋ねて欲しいこと。」
「分かった。」
思いっきり遠くじゃん…。
大丈夫?左遷とかじゃない?
「そして探偵さんと刑部姫はここから西にある町に同盟を申請してきて。」
西ってことは…そうだ、あいつらがいる町だ。
なーんだ。ここから20分とかからないし簡単じゃん。
ちゃっちゃと済ませてゲームでもしますかね!
「それから…」
「それからァ!?」
え、まだあんの?
「そうね…探偵さん。あなたは"種火が取れる島"を、知ってるかしら?」
?
一方その頃。
「大丈夫ですか!?しっかりしてください!!」
痛む身体に顔をしかめながら誰かに起こされる。
見回すと自分と同じように意識を失って倒れている職員が数人。そしてボロボロになり内部も無惨な様子となっている輸送ヘリ。
そうだ、自分達は調査と実戦データをとるために…。
そして今自分を起こしているのは…
「教祖様…!」
「良かった…無事なんですね!」
人間同盟の教祖様こと、神代正義だ。
あれだけボロボロだったのに、今はもう見る限り完治していた。
「ここは…一体?」
それから他の職員たちも起こす。
奇跡的に皆大した怪我はなく、打撲程度で済んでいた。
だがこの輸送ヘリはどこかに墜落し、これでは本部に帰ることは難しいだろう。
そう思った、時だった。
「…!」
歪み、開けられなくなったドアがこじ開けられる。
ドアが外され、数人の影がこちらを覗くが逆光で何者か分からない。
やがてその者達は輸送ヘリに入ってくると、正体はすぐに分かった。
「きゅ、救助に来てくれたのか?」
私達と同じ制服。つまりは財団職員の者達だったのだ。
これで一安心だ。そう思った我々だがさらに奇跡がまた起きる。
「ところでここは?」
「救助もなにも…この輸送ヘリがいきなり"本部"に吹っ飛んできたんだぞ?」
「…な、なんだって…?」
慌てて外に出てみれば、見覚えのある景色。
そう、ここは人工島。葛城財団の本部がある我々の拠点なのだ。
さらに
「隊長!」
「どうした!?」
「データは生きてます!!映像記録も全て!」
「なんだって!?」
あれだけのことがあり、輸送ヘリもボロボロだがパソコンの精密機器だ
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