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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
正・義・英・霊
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が常識なんだと…!!」
再生の終わった拳を握りしめ、こちらに向かう歩みを早める。
「だから僕は今ここで君に勝ち、僕の正義を証明させる!」
何言ってんだこいつ…!
マジで宗教家じみてきやがったぞ!
「ちっ…おっきー!!今頼れんのはお前だけだ!」
「わ、わかった!!」
武蔵はほぼ戦闘不能だ。
だからおっきーがやるしかねぇ!
「俺もいるぞ。サーヴァントではないが多少はやれる…!」
「じゃあお前もアテにする!!」
武蔵を瓦礫によりかからせるようにして下ろし、大和も刀を抜く。
さてどうしようかなと悩む。
真正面から挑んでは負けることくらい、先の戦闘を見てれば嫌でも分かる。
「…?」
ふと、端末に目をやる。
そうか、そういうことか。
だったら…!
「身も心も悪魔に染められて可哀想に…だが人間同盟に入信すれば…君だって必ず救われる!!」
「俺宗教嫌いなんだよ!!第一おっきーはどうする!?ぶっ殺すのか!?」
「いや違う。悪魔も浄化するのさ。」
殺すか、それとも燕青やブラダマンテのように自分の使いとするか。
答えを予測はしたがそのどちらでも無かった。
「…は?」
「どんな悪魔でも…葛城財団代表である恋様にかかれば綺麗に生まれ変わる…!あのお方と聖なる儀式を交えた悪魔は皆!そうして生まれ変わったんだ!!!」
…。
待て。
「お前…あのクソデブがサーヴァントになにしてんのか知っ」
「汚い口を慎めッ!!恋様は偉大なるお方!!そのような罵倒など万死に値するッ!!」
と、俺の言葉を遮るようにしてやつがキレる。
なんだこいつ…こんなキャラだったか?
しかも…まるであのクソデブ代表に心酔しているような言い方…。
何かが変だ。
だが、怒ってくれて大いに感謝している。
「失礼…友達であると言うのに…君に言葉を荒らげてしまうなんて。」
「気にしてねーよ。友達でもねーし。」
1度落ち着き、正義はまた歩み寄りながらあのクソデブの事を語り出す。
「恋様は素晴らしいお方だ何故それが分からない!?あのお方がいなければ僕は今頃…」
「あーうるせーよ。俺デブ嫌いだし。」
「一誠君…君という奴はッ!!」
血のにじむ程拳を握りしめ、明らかな怒りを込めてそいつは一歩一歩迫る。
「謝罪しろッ!!!!」
「やだよ。」
「謝 罪 を し ろ お ぉ ぉ ぉ ー ッ!!!!!!」
空気がビリビリと震える。
まるで俺がとんでもないことしでかしたかのような、そう思えるほどの声量と怒りの形相だった。
「よくそんな声出せるな。合唱コンクール優勝した経験あんだっけ?」
「そんなことはどうでもいい!謝罪しろ!!今すぐ!!ここで!!地面に!!頭を!!擦り
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