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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
正・義・英・霊
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身の傷は完治。
なんの問題もなく立ち上がると彼は空手のようなかまえをとった。
「僕こそがこの物語の主人公…負ける訳にはいかない…負けられないんだぁーッ!!!」
次の瞬間、彼の身体から魔力が一気に放出される。
ランサーオルタの出す魔力が黒い闇ならば、彼の魔力は例えるなら真っ白な光。
2つの対称的な魔力がぶつかりあい、所々でバチバチと火花が散っていた。
「うおおおおおお!!!!」
足に魔力を集中させ、駆ける、
オルタもそれに対してロンゴミニアドを突き出し、魔力の嵐で迎え撃つが正義はそれをものともしない。
いや、真正面からくらい、ボロボロにはなるが瞬時に完治しているんだ。
「消えてしまった皆の為に…そして…恋様のためにッ!!」
今度は右腕に魔力が溜まる。
今までにない一撃で、オルタを倒すつもりなのだろう。
しかしそれはただのパンチではなかった。
「宝具…発動!!!」
次の瞬間、彼がそう唱えると身体が眩い光に包まれる。
そう、宝具だ。
「暗き世界よ…憎き悪魔よ…貴様らの蔓延る時代は終わったッ!!」
「…?」
迫る正義。
だがオルタは首を傾げるだけで何もしない。
「今こそ再び人間の時代の幕開け!!この一撃で滅べ!!悪魔共ッ!!」
振り上げられた拳は、真っ直ぐオルタを射抜く
「『
神に代わって正義を成す者
(
ブロウクンワールド・デイブレイカー
)
』ァァァァーッ!!!!」
突きによって受け止められる拳。
拮抗する魔力。
しかし、
「おおおおおおおおおおおお!!!!!」
「…。」
ランサーオルタが、僅かに押されている。
そして
「はああああああーッ!!!!」
彼の拳は、ついにオルタを吹き飛ばした。
勢いはすさまじく、かなり遠くへ吹き飛びビルを二、三突き抜けてやっと制止した。
「…正義をかかげるだけじゃ…この世界は救えない。」
再生が追いつかないのだろうか、ボロボロになった拳を下ろし、正義はこちらにゆっくりと歩いてくる
「あいつ…倒したのか!?」
ならばと、大和は片手を刀に添える。
つかなんだよあれ…。
宝具ならもしかしたらサーヴァントの真名が分かるかもしれないと思ったが…なんだよブロウクンワールド・デイブレイカーって。
ブロウクンワールド…壊れた世界…さしずめこの世界って事だろ?
デイブレイカー…デイブレイクは夜明け。そこにerがついてんだから夜を明ける者…つまりは終わらせる者。
崩壊世界を…終わらせる者…
もしかしてあれか!?"自分自身"のこと言いてーだけじゃねーか!!
「君が教えてくれた事だよ…一誠君。」
「あ、なんだよ?」
「正義が勝つんじゃない…勝った者が正義なんだ。この世界では…それ
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