構って欲しい系女子。その本心は……
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ミク「ミュージック♪ミュージック♪このゆびとまれ、サイレンスサイレンス♪さわがないで」
ミクが歌いながら夕食のカレーを作る中、俺はリビングの外でスマホで謎の検索をかけていた。
歌月「女子と二人きりの部屋で何をするか、ダメだ。検索しても卑猥な写真や内容しか出てこない。そもそも、ミクが何で泊まりにきたのかすら読めない。両親とかどうしたんだよ……」
年頃の男女の距離感に悩む童貞かよ。
ミク「ご飯できたよー♪」
歌月「い、今行くよ」(どんな顔で会ったらいいのか……)
リビングに戻った俺はいつものドライな方のキャラで一度様子を見ることにした。
歌月「いただきます」
カレーを口にしたときふと思ったのが……
(ナニコレ、メッチャ美味いじゃん!!ミクってこんな料理スキル高かったっけ、危うくキャラ忘れる所だった。あぶねー)
ミク「どう、美味しい?」
歌月「まあ、美味いと思うよ。これなら他の男も喜ぶんじゃないかな?」
ミク「何よ、それ……」
歌月「ミク?」
なんか目のハイライトが一瞬で消えて声も少し、重くなった?
あ、これ怒ってるな。マジの巨大地雷踏んだっぽい。まずくね?この状況?
歌月「だ、だって普通俺みたいな奴よりもいくらでもカッコイイ男子いるんだから何も……」
ミク「どうして……」
ミクは立ち上がり、自分の気持ちを叫んだ。
ミク「どうして歌月君はそうやって自分ばっかり、何で私を見てくれないの!!そんなに私をあしらうのが楽しいの?!私と歌月君の関係って、こんな冷たい物だったの?!」
ミクの本心を聞いてしまった俺は、泣きながら床にへたり込む彼女の背中に手を当てた。
ミク「こんな事、歌月君以外にしないのに……」
歌月「ごめん、言い過ぎたよ……」
ツインテールを撫でながら、俺はミクに聞いた。
歌月「お前、俺に何かしてほしい事ある?」
ミクは俺の腕に抱き着き、掠れた声で伝える。
ミク「落ち着くまで……腕、抱いたままで良い?」
歌月「ちょっと恥ずかしいけど、良いよ」
ミク「久しぶりに見た、歌月君の笑ってる所……」
歌月「ああ、何か自然に……」
その後、タブレットを開いてミクの歌ってみた動画を見ながらずっとソファーで密着状態。
ミクも自然に笑顔を取り戻していた。
歌月「なあ、ミク。気になったんだけど泊まりって言うのは両親に伝えてあるのか?」
ミク「お父さんとお母さんは大賛成だったよ。でも歌月君が私を相手にしてくれないって言ったら二人とも物凄いガッカリしてたよ。自慢の義理息子が娘を愛してくれないのが相当辛かったみたい」
歌月「俺、いつの間にか初音家の義息子になってるのか?あの両親変わってないなあ……」
俺的にはこういう話はもっと
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