構って欲しい系女子。その本心は……
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親密になってからのイメージが強いんだけど……あの両親……
歌月「ミクはさ、俺との関係恥ずかしいって思った事無いの?俺は凄い恥ずかしいし、第一恋人でもないし、その……」
ミク「私は歌月君の事、大好きだよ。歌月君は私の事、好き?」
ミク、その上目遣いは反則だ。めっちゃ可愛い!!
この子が俺の事好き?マジで天使なんだが!!俺、多分萌え死する、絶対に明日死ぬ!!
ミク「ねえ、聞いてる?私の事、好きなの?」
歌月「も、も、勿論……だ……い、好き……デス……」
い、言っちゃったーーーーーーーー!!マジで俺、脳死で言っちゃったよ、今まで幼馴染に大好きだなんて一度も言った事無いし、これがファースト!!俺の頭、マジで脳漿炸裂してるよ。この幸せムーブいつまで続くの、もうこれリア充ルート一直線だよ!!
ミク「歌月君の考えてる事、顔に全部出てるよ?」
歌月「あ、いや、別にいかがわしい事は何も無いよ。本心だし……」
ミク「私は嬉しかったよ」
歌月「そ、そう……」
すると突然ミクは俺の頬を人差し指で撫でる。
ミク「私、歌月君の恋人になりたい。一番近くに居る幼馴染とずっと一緒に居たい、その為に私は歌月にアプローチしても相手にされないのが、辛くて……」
歌月「確かに、ミクの気持ちは分かるけど、俺はただ本気だと思って無くて、なんかごめん」
ミクの口が少し歪む、あ、これ怒ってるな?
ミク「私は歌月君に本気で気持ち伝えてるのに、酷いよ」
歌月「でも、これからはちゃんとミクの恋人として向き合うよ。約束する」
ミク「それじゃあ、やる事あるんじゃない?」
歌月「なんだっけ?」
ミクはため息をつきながら俺の唇に触れる。
ミク「私とキスしてよ」
歌月「ええ!!その……」
ミク「歌月君、やってよ……」
初めてで震える身体でミクを抱きしめて、五秒間の間の口付け。痺れるような心と身体に走る感覚は俺も初めてだった。
ミク「歌月君、大好きだよ……」
歌月「俺もだよ、ようやく感じられた」
ミクの想いと俺の想いが重なって、ようやくミクと恋人としてのスタートを踏み出すことが出来た。俺とミクとの生活はこの先、ドキドキの毎日を過ごしていく事になる。
歌月「よろしくな、ミク」
ミク「よろしくね、歌月君」
同棲生活、スタートです。
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