第105話
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デル・ログナーを救出しようとした際に対する迎撃では殺す事や体の一部を失わせるといった重傷を負わせる事は禁じています。」
「……………………―――ハイデル卿の件、了解しました。」
「リィンさん……」
エルミナの答えを聞いて少しの間黙り込んだ後リィンは気を取り直して返事をし、その様子をプリネは心配そうな表情で見守っていた。
「――――――それでは私達は先に失礼します。行きますよ、パティ。」
「…………了解〜」
そしてエルミナは立ち上がってパティルナに退出を促し、促されたパティルナは少しの間その場で考え込んだ後返事をしてエルミナと共に退出した。
「さて……俺達もそろそろ失礼するが……その前に、いい加減”あいつら”をお前達の部隊に合流させないとな。」
「”あいつら”……?エフラム殿下のその口ぶりですと、まさか殿下達が率いている兵達の中から灰獅子隊に加入させる者達がいるんですか……!?」
二人が去った後口を開いたエフラムの言葉を聞いて眉を顰めたリィンはすぐに察しがつくと、驚きの表情で訊ね
「ええ。ちなみに”灰獅子隊に加入させる部隊を率いる部隊長達は3人ともそれもリィンさんがよく知っている方々ですよ。」
「自分が……?――――――!まさかその3人の部隊長は……!」
「フッ、今この場に呼ぶから少しだけ待っていろ。」
微笑みながら答えたエイリークの答えを聞いて察しがついて目を見開いたリィンの様子を見たエフラムは口元に笑みを浮かべた後エニグマを取り出して誰かに通信をした――――――
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