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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
騎士王と剣豪と崩壊世界の夜明けを告げる者
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再び投げ出され地面に無惨にも倒れ込む。
しかし刀は離さない。
降参もしない。後退もしない。
あるのはただ

「ったく…ほんとに強いなぁ…!」

燃え上がる闘志のみ。
もっと強い者と戦いたいという、本能のみ。

「…大和くん!」

フラフラと立ち上がり、また無謀にも突っ込むのかと思いきやそうではなかった。
1人では無理だとわかったんだろう。ついに助けを求めるか?

「アレ、お願いしていい?」
「ああ、アレな。」

そう言われ、大和は鞘から真っ赤な刀身の刀を抜いた。

「助太刀はしない。そう言ったな。」

刀を高く掲げると、いきなり空が曇りだした。
さらにゴロゴロという雷の音。

「援護はするさ。俺は武蔵の…マスターだからな。」

振り下ろされる刀。
その先には武蔵。
すると雲から一筋の赤い雷が落ちた。
落ちた先には

「武蔵ちゃん!?」
「おい!落雷くらってんじゃねーか!!!」

武蔵。
彼女はなんかよく知らんが大和が落とした雷に直撃。
なにこれ、オルタに当てるものなんじゃないの?

「…?」

その光景を見、オルタも多少驚いたような表情をするがすぐに興味を失い、踵を返してどこかへ行こうとした
だがその時だ。

「…っ!?」
「どこ行くの?騎士王さん。」

目の前に武蔵が。
振り下ろされた刀を咄嗟に受け止め、鍔迫り合いとなる両者。
そしてこの時、オルタは確かに感じていた。

(力が…いや、速さもだ…先程とはまるで違うだと!?)

片手で持つ聖剣に、もう片方の手をそえる。
目の前には、不敵に笑う彼女の顔、
そしてその瞳は、マスターと同じく赤く光り、身体からは赤い稲妻が迸っていた。

「そうか…あれは強化の類だったのだな…!」
「ご名答!興味が無いのなら湧かせるまで!あなたがどこまでも魔力が生み出せると言うのなら、私の大和くんも負けてはいないわよ!!」

弾き、聖剣を振るう。
だがそこには既に武蔵姿はなく、剣は空を斬る。

「疾い…ッ!」

振り向きざまに剣を薙ぎ払い、火花が散る。
有り得ないほど疾く、そしてありえないほど一撃が重くなった。
そして最早人間の視力では、武蔵を捉えることはできなかった。

「あれは…?」
「俺の身体は少し不思議でな。微々たるものだが魔力を生成できる。」
「マジで!?」
「ああ、世界崩壊の際にちょっとな。」

そんなこと初めて知ったわ。
てかなにこいつ…ほんとに一般人?それとも最近の社畜って劣悪な労働環境のせいでこんな能力身につけてくんの?
とまぁふざけた冗談はそこまでにして…

「今のは日々蓄積していた魔力を雷にして放出し、武蔵に譲渡したものだ。」
「すご…。」
「本来な
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