暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
騎士王と剣豪と崩壊世界の夜明けを告げる者
[4/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
スはため息をついた。
「はぁ…どうやら、多少痛い目見ねぇと分からねぇらしいな。」
腰に携えていたショットガンを手に取り、そのまま躊躇なく彼女に向けてトリガーを引く。
「…?」
引いた…ハズだった。
「な…に…?」
がちゃりと落ちるショットガン。
しかし落ちたショットガンを見てみれば自分の腕はきちんとそれを握っている。
そう、
「痛い目を見ないとわからない。それは貴様らだ。」
「あ…ああ!ああああ…!!」
いつの間にか血の滴る聖剣を持っているアルトリアオルタ。
知らないうちに、刹那とも言うべき速さで彼女はボスの両腕を切り裂いたのだ。
しかし、それが気づく頃に本人は…。
「おれ…どう、な…って?」
一緒に切られていた首がどさりと落ち、絶命した。
「ひ、ひいいいいい!!!」
自分達の中で1番強いボスがやられた。
しかも一瞬で。
その光景を見せられ、イキっていた部下達はたちまちパニック状態へと陥る。
武器を捨てて逃げる者、腰を抜かしその場で失禁するもの。
しかし、何をしようが
「私の道を阻んだのだ。生きて帰さん。」
死は平等に訪れる。
彼女から魔力が放出され、一瞬で部下達を吹き飛ばす。
衝撃波ともとれるそれは人間程度なら簡単にバラバラにしてみせた。
「なんだよあれ…やべぇよやべぇよ…!!」
無理だ。
あれには関わっちゃいけないやつだ。
このままスルーしよう。恐ろし過ぎる。
真壁さんには悪いがここは見なかったことにし
「たのもーーーーう!!!!!」
え?
「…何者だ?」
アルトリアオルタがゆっくりとこちらを向く。
そして物陰から飛び出て、彼女に勢いよく挨拶かましやがったのはまごうことなき
「武蔵…バトルジャンキーなところあるからな。あんなの見せられてもういてもたってもいられなくなったんだろ。」
宮本武蔵だ。
てかなにしてんの?見ただろ今の。
いや、見たからこそなのか?
「我が名は新免武蔵守藤原玄信!!あなたに勝負を挑みに来ました!!!」
あちゃー。
「…。」
勝負を挑まれたアルトリアオルタは冷たい視線をこちらに向け、すぐにどこか別の場所へと向いた。
まるで、こちらにはこれっぽっちも興味がないように。
「あの…聞いてる?」
「…失せるがいい。邪魔をしないのであれば私も手を出さん。」
武蔵からの挑戦を放棄。
そしてアルトリアオルタはこちらに背を向けると、またどこかへと歩き出す。
「マス……わたしの…ター…。」
またぼそぼそと何かを呟きながら。
「…。」
無視され、途方に暮れる武蔵。
ほらやめなよ。騎士王もああ言ってる事だしさ。
ちゃっちゃと
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ