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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
騎士王と剣豪と崩壊世界の夜明けを告げる者
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同時刻…。
葛城財団本部、最上階。

「ん…んぐぅ!?ぶふぅぅ…っ!!」
「接触禁止の騎士王サマ、ね。」

捕らえたサーヴァントに無理矢理自分のモノをくわえさせながら、代表葛城恋は部下からの話を聞いていた。

「はい。それがまた関東エリアに現れまして。」
「アーサー王か…てかそいつ男だろ?なんで(マンコ)なんかになってんだ?」
「それは私達にもよく分からず…。」

部下からの話によれば関東エリアにアルトリアのオルタが現れたとのこと。
ちなみに、葛城財団もまた彼女の存在は認知しており、極秘に捕獲作戦が行われたりしたのだが…。

「あれこれ試したがどれもダメ…強すぎだろそのアルトリアオルタとかいうの。」

全て失敗に終わっている。
さらに葛城財団は三笠防衛戦以降、掃除屋やマフィアなどいわゆる裏世界の住人に目をつけられており金輪際、関東エリアへの侵入を禁止されている。
なのでアルトリアオルタのことは諦めるしかないのだが

「で、それがなんだよ。」
「"アレ"を試すのには…丁度いいのでないでしょうか?」

部下がそういうと、代表の口元がにやりと歪む。

「ああ…"アレ"な。」
「テストも兼ね、あわよくばそのオルタをとらえられるかもしれません。さらに彼は葛城財団の人間ではありませんので。」
「ほう…いいなそれ。じゃあそうしよう。」

代表がそう言うと部下は「それでは、すぐに準備にとりかかります」と礼をして去っていく。

「騎士王…ですか。」
「ああ、置鮎。お前はどう思う?」

部屋の隅にて一連の話を聞いていた代表お気に入りの傭兵、置鮎が言う。

「産廃…とでも言いましょうか。」
「でも強いらしいぜ?辺り一帯の魔力探知機がぶっ壊れたそうだ。」
「へぇ…でもただそれだけでしょう?」

そういい、置鮎は隣にいる自らのサーヴァントに話題を振る。

「反転しているとはいえ、かつてあなたも仕えた王でしょう?まぁ、現実はあなたには遠く及ばない産廃なわけですが。」

現実というのはゲームだ。
確かに性能上、アルトリアオルタはランスロットに劣ってはいる。
この崩壊世界ではそれがどう勝負を左右するかは分からないが、置鮎はランスロットに対して絶対の自信を持っていた。

「誓ったはずです。あなたに捧げるのは勝利のみと。」
「ほう…つまり負けるはずがないと?そう言いたいのですね?」

ランスロットはただ、頷く。

「騎士王に背くことに対しては?」
「かつて私は騎士王に仕えました。しかし今私のマスターは貴方だ。過去の王に対する未練など微塵もありません。」
「…ありがとう。完璧な回答だよ。」

満足気に笑い、置鮎は汚れひとつない純白のネクタイを締め直す。

「さて代表…私は何
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